院長の独り言(「新型コロナ」で仙台もガラガラ!)
昨日の大雨で少しはウィルスも流れてくれたのでしょうか?
新型コロナウィルスの感染が広まりつつある今、仙台の状況も一変しています。
今朝、仙台から関東へ向かう方からのメッセージがありました。朝早めの通勤時に駅前は閑散としており、新幹線に至っては一両ほぼ貸し切り状態のようでありあました。
100年前に「ペスト」が大流行し、世界で当時約一億人が亡くなっています。その後「ワクチン」が開発され、終結宣言がなされました。
その後世界を震撼させた伝染病は「コレラ」「黄熱病」「天然痘」などの細菌やウィルスによって引き起されました。
その都度、抗生物質やワクチン開発によりそれぞれ収束を迎えています。
最近だと「SARS」「MARS」「ジカ熱」「新型インフルエンザ」なども猛威を振るいましたが、数十年単位で世界を脅かす感染力と致死率の高さを今回の「新型コロナウィルス」は持ち合わせているようです。
さて、いかにして今回の感染を防ぐか?全て国に任せて対応に不満を言ってるだけでは何も変わりません。自分で出来ることは必ずあるはずです。
寝不足にならないように・ムダな外出は避ける・マスクの着用・人混みに入らない・・・
でも、やむを得ないケースはどうしてもあります。
やはり個人レベルで出来るのは「免疫力を上げる」ことが最善だと思います。
ウィルスは見えないところに潜んでいます。物理的に100%避けることは不可能と思われます。
では、免疫力を上げるために最も大切なことなのですが、一番大事なのはやっぱり食事です。
免疫力は腸で作られています。腸内細菌のバランスがいいと細菌をやっつけウィルスを退治してくれます。
今は野菜をどんどん摂って、ホルモンや消化液の原料であるタンパク質を補給し、良質の脂を摂取しましょう。
実は普段から当たり前のようにしておかなければならないのですが、こんな時こそ出来ていない人は正しい食事と向かい合って欲しいと思います。
何故かかる人とかからない人と、かかっても重症化する人とそうでない人がいるのか・・・免疫力の差です。
年齢は関係ありません。
日本人のほとんどが腕にBCGのプツプツ痕がありますよね。
どうもこの結核予防の接種が、今回の新型コロナの感染にオフターゲット効果と呼ばれる免疫反応が起こり、重症化を抑えているようだとアメリカの医学部教授が伝えています。
欧米諸国のほとんどが現在BCGを行っていないようです。
今後の日本の感染拡大は政府の対応と、個人の行動に左右されるわけですが、「正しく恐れる」ことが大事だと思われます。
大局から見て、氾濫する情報に惑わされないで、自分にできる精一杯を自分の判断で行うしかないと思います。
大変なこの時期、震災の時を乗り越えた私たちは再び試練を迎えています。
大難を乗り切るまで頑張りましょう!
下に当院が所属するJOPA(オステオパシー協会)のリンパ手技が載っています。
感染症に有効なものです。ご家族で行ってみて下さい!
P,S 笑いは免疫力を高めます。つくづく志村けんさんの訃報には胸が痛みます。せめて笑いで少しでも国難を乗り切りたいですね。
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