院長の独り言(「玉川温泉!」)

2016/07/25 ブログ

日曜診療は完全予約制なので、ゴルフやセミナーが入れば事前にお知らせしてお休みします。

なので祝日だけが完全休業。

実家だった気仙沼で両親は365日一年中休みなく旅館の仕事で働いていました。

なので私にとって仕事をお休みするというのは特別なことであり、何かウキウキ・・・だけどとってもそわそわしてしまいます。(誰でもそうですね笑!?)


海の日の18日は秋田の玉川温泉に行って来ました。

全国的にも有名で一度は行ってみたい温泉のひとつでした。

多くの病を治してきたこの温泉は、300年以上前にマタギによって発見されました。

車で山の奥深く、川沿いをくねくね峠をけねくね走ると向こ~うの山裾に煙が上がってます。

「あそこが玉川温泉なんじゃない!?」

「ん~そうかな~・・・」

初めてなので分かりにくい看板に翻弄されながらUターンもありながら・・・

「ここかぁ!」

「ほら!やっぱり!」

ようやく着きました。駐車場に車を止め坂道を歩いて下って3分。


先に売店があり、古い大きな木造の建物が温泉施設と宿になっています。

左に温泉の流れる川を上流に昇ると源泉のわき出すスポットがあり迫力を増しています。

さらに進むと天然の岩場の内部に源泉が流れていて、岩盤自体が天然に熱っされています。

そこにゴザを引いて寝っ転がる人もたくさんいます。

なかなか見れない光景です。


宿兼入浴場の大きな建物に戻り、1時間ゆっくりと入ることにしました。

強酸性のお湯は少し肌に刺激を入れますが、少しぬるめの源泉100%のお湯は何十分でも使っていられそうな感じです。

熱めの源泉50%の湯や寝床の湯や頭浸かりの湯など、寝ながら入れる所もありとてもリラックスできました。

大きな病があると皮膚からアザみたいなものが出ると聞きました。

左わき腹に少し小さな湿疹が出ました。

何か悪いものでも出してくれたんでしょうか?

気持ちも心もすっきりして帰って来ました。


300年以上も前に誰も足を踏み入れなかったこんな山奥に、またぎが温泉を発見しここで疲れを癒したことを思い・・・

徐々に行き場を失っているクマにも思いを馳せながら・・・玉川温泉を堪能してまいりました。


,S 「新玉川温泉」なるところもありましたが、あえて「玉川温泉」に行ってきました。

「次は新玉だな!」

次はいつか・・・是非また行ってみたいと思います。