院長の独り言(「バイオダイナミクス」フェーズ4)

2017/07/06 ブログ
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梅雨の中休み、今日は朝からお天とさんがずっと顔を出しています。

先日6月27日()から7月2日()の4日間、伊東でオステオパシーセミナー「バイオダイナミクス」を受講してまいりました。

10年以上前にフェーズ1を受講以来、間隔をおいて2年前からフェーズ2フェーズ3を受け今年はフェーズ4までたどり着きました。

毎年行われるバイオはフェーズ9まであり、内容はどんどん濃くなってきます。


今回は初めて講師であるトム・シェーバーから直々に施術を受ける機会があり、その内容を紹介させて頂きたいと思います。

バイオダイナミクスは外力や意識も含めて一切クライアントに介入をしない手技です。


傍から見るとただ触ってじっとしているだけ?・・・オステオパシではよく見られる光景です(笑)



バイオダイナミクスの初日、講師が一等最初に私を前に呼びだすと、デモとしてこの先生を治療をしますとおっしゃいました。

何故指名されたかは定かではありませんが、何か見かねて選んで頂いたのかもしれません。

こう見えて私の身体はガタガタ、誰が触っても「めちゃめちゃ悪いですねぇ」と言われます。

スタッフも背中を押しながら「院長はどの患者さんより固いです(笑)」といいます。

筋金入りの身体を見抜いたか?トム先生は私のこの身体をバイオダイナミクスで治療してくれました。

説明をしながら時間にして40分位だったでしょうか?


足から触診し「左膝」「左股関節」「左の胸郭」頭蓋をにコンタクトしながら「左上顎骨にバクテリアが・・・」悪いところを指摘しては触れただけで治療をしていきます。(全て私が自覚する悪いところを言い当てています!)

施術が進むごとに全身が緩みはじめ、胸郭に触れたあたりからは呼吸はどんどん深くなり、頭蓋調整で私の全身はこれまでにないほどの深いリラックス状態に落ちました。

顔面骨からのアプローチもあり、全ての問題を言い当てられながら施術が合終了した頃には、私の表情はたぶん恍惚状態であったと思われます。

「ここ何年も味わえなかった深い呼吸ができています・・・頭の中がクリアーになって物凄く樂な感覚です・・・ありがとうございました・・・」


私は思わず合掌して感謝の言葉を発していました。


先生方も私の変化が見た目で分かるようで「どんな感じでした?」「身体変わりました?」


バイオの真髄を体感することができました!


治療の勉強で一番の勉強は体感することだと思っています。(だから私はスタッフの治療をよくやります)


その意味では最大級の勉強をさせてもらえたと思っています。

あの感覚は一生わすれることはないでしょう。

この体感を今後の施術や技術の礎にできればと思います。


バイオを始めとするオステオパシーの可能性にまた新たな確信が加えれらました。


,S バイオは自身の静寂と向かい合うことがとても大切です。

あ~、又どこか自然に囲まれた場所に行ってみたいな~

最近、ゴルフも忙しくて行ってないので、芝にでも囲まれて来ますかね!(*^_^*