院長の独り言(「大合格!②」)

2018/04/30 ブログ
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学習方法もいろいろと変化して行きました。

耳から聞き込む為に、ICレコーダーに自分の声を録音しました。

しかし、操作が難しいのでICレコーダーを諦め、スマホの「ボイスメモ」に録音して聴くようにしました。

但し、自分の声というのは聞き苦しさがあり、途中でとちったりすると妙にイラつくことも・・・本当なら綺麗な声の女性にでも頼めば良かったかも知れません。

試験には記述問題も出題が多い為、書いて覚えるだけでは間に合わない部分がありました。


まとめた資料を5回10回と読み返し、解剖書も重要なページはスマホで写真に撮って貼り付けいつでも見れるようにしました。

以前の私なら資料を自分の文字にまとめ直し、さらにまとめを繰り返し、最後に書いて覚えることをしていました。やはり、それでは効率が悪いことを知り、とにかく読む・調べる・聞く・口に出して読む・書くを繰り返しました。

そして昼休憩は実技練習で確認作業をします。

仕事の行きか帰りは車通勤にして、常に車内で音声を聞いて学習・・・


風呂の中でも聞いていました。


もちろん木曜勉強会でうちに集まる先生方にも実技の型を見てもらい、精度を高めていきました・・・


そして4月7日()の1時30分、筆記テストの時間を迎えました。

その日はSKY MARKで仙台空港から神戸に直接飛んで、本部のある神戸のS駅に直行し時間ぎりぎりまで最後に覚えるべき項目をひたすら頭に叩き込んでいました。

10分前に会場に着き、教室に一礼をして入って行きました。


中には10人ほどの先生方がすでに待機していました。

親しい先生がおられたのでホッとしました。


皆さん問題を出し合ったり、過去問の回答などで盛り上がっています。

(さすが勉強されてるから余裕なんだろうな・・・)


私はぎりぎりまででも資料を確認したいので、必死にまとめを見直していました。

埼玉のA先生が「もしかして斉藤先生知らないんですか?」

「えっなんですか?」

実は2~3週間前に日曜日一日で筆記・実技を行うことに変更していたそうで・・・

「いや~皆さん凄く余裕あるから凄いな~と思ってたけど、今日は試験ないんですか!良かったーー!」


笑われちゃいました。(私本部のHPとかあまり確認したりしてませんので・・・)


でも運がいいです。

筆記の勉強ももう少し出来そうだし、実技の練習もさせてもらえそうです。


実技に関して・・・以前の試験でもそうでしたが、試験当日になって手法が少し変わったなどの情報が入ります。

講師によって指導が多少違ったり、受け手の解釈で多少の違いがあり、講義を受けた時期によって変化していることは当然あります。


ベーシック試験の実技では、その失敗がありました。(結局は会長が最初に行った内容で正しかった)


急きょ、夜まで皆で実技の練習会となりました。これも幸運でした。さらにはインストラクターの講師が応援に来てくれて手技のチェックもしてくれました。大変ありがたかったです。

そんなこんなで夕飯を皆で食べに行き、ホテルに戻ったが夜の9時半頃。


さあ、あとは筆記の勉強!


その前に、一度過去問を書いてみようと思いたちました。

暗唱した文言や箇条項目を実際に一通り書き出すことは一度もしていなかったので・・・


「・・・・・・」


思い出せない・・・「ん~~」・・・

いざとなると書けないものです。

焦りました・・・半分くらいしか想い出せません。

暗唱ではすらすらまでいかなくとも口に出せたものが、文字で書きだすとあいまいにしか覚えてなかったことに気付きます。


「今日は徹夜だ!」・・・そう決心しました。


必死に覚えました。書きました。そして何十回と聞いてきた自分のボイスメも確認で何度か聞きなおしました。

朝の7時30分にはホテル下のレストランで食事をとり、電車に乗って会場に向かいました。ボイスメモを聞きながら・・・

(これ・・・何十回聞いたんだろ・・・なんでこんなに覚えが悪いんか・・・)軽く頭が狂いそうになりました。

一言一句間違えないように文章を覚えることの苦しさ・・・俳優さんたちは凄いと思います。


結果・・・筆記・実技とも合格点をとることができました。


実技はバランスがよいと褒められました。実技は色んな情報に惑わされず、形よりも技を効かせることにフォーカスしたので緊張することなく自信をもって臨めました。


これで5月2日()~6日()までの国際セミナーに参加出来る資格を得ることが出来ました。


ということで、五輪整骨院は5日間お休みを頂きます。


これを書きたい為の長い話しとなってしまいました()


筆記も実技(150手技以上)もテストに合格するのは大変でした。(本来は6割以上ですが私は7割以上とる必要がありました)

しかし、まだまだ勉強は続くし、学びたいことはたくさんあります。


いい体験ができたと思います。

これからは好きな勉強に没頭できる。それが一番嬉しいかもしれません。