院長の独り言(「バイオダイナックス」フェーズ5)
毎年、大礒ロングビーチのある「大礒プリンスホテル」で6月24日(日)から27日(水)の4日間、トム・シェイバーの「バイオダナミックス」が開催されています。
今回はフェーズ5を受講して来ました。
今回のテーマは「シーム」
発生学的に組織の境目にエネルギーの滞りが起こりやすく、今回はそこを中心に施術でお互いの身体を使って練習をしました。
身体は袋に包まれた液体で出来ており、粒子の密度が違うもので出来ていると私は考えます。
血液は密度薄めで、骨は密度濃いめ・・
色んな密度の違いはあれど、もとを正せば細かい粒子が皮ふという膜で覆われて液体を包みこんだ物体であると言えます。
但しエネルギー体でもある人間の身体は、皮ふよりも少し大きな範囲で物質として存在していると言ってもいいでしょう。それをオーラと読んだり、アステル体やコ―ザル体などと呼ぶのかも知れません。
その生きてる人間の身体は自然界にもある波の性質を内在しており、さざ波を中くらいの波ミッドタイドが包含し、さらに100回に一回の大波ロングタイドがそれらを全て包含して一挙に大波となって岸へと運びます。
身体にも全く同じ現象が起こっており、静かな気持ちで身体に触れると、さざ波からミッドタイドそしてロングタイドの波を感じ取ることが出来ます。
ただ、リージョン(病変)があるときれいな波は起こらなくなってしまいます。
そのリージョンを探すのではなく、身体やその周りにまで広がっている液体の中の最も静かな所であるところの「フルクラム(支点)」にバランスを合わせるのが「バイオダイナミックス」になります。
手で触れるだけなのに、そのわずかなバランスで身体の中に大きな変化を引き起こすことが出来ます。
身体を形として捉えてバランス点を作る(ゾーンA)そのバランスのまま身体を液体として捉えてバランスをとる(ゾーンB)さらには知覚できる広い空間から静かなポイントに意識をおいてバランスする(ゾーンD)、これらを手で触れるだけで行うものです。
とくに顔面のシームでは5つに分けた部位ごとにバランスをみると、液体の状態での歪みが明らかに認められます。
ペアになったN先生はそれが4日間の間にみごとにバランスされて、きれいな本来の波で身体の病変(リージョン)は一掃されてしまいました。
それは私が治したのではなく、ブレスオブライフ(生命の息吹)が自然の力でもって身体を変えてくれたのです。
人は自然界の偉大な力に感謝をすべきです。
そんなことを神奈川県は大礒の、果てしなく続く水平線を眺めながら学んでまいりました。
いやあ~癒し癒されのセミナーは最高ですわ~(*^_^*)
この度、大礒プリンスホテルは東京オリンピックにそなえて大改装に踏み切りました。
スパを併設しホテルの4階に海に向かって屋外温泉プールを完成させました。
ここに入って眺める海と山々の景色は最高でした。
男だらけの先生方と入るのもいいけれど、来年こそは嫁を連れて行こうかと考える今日この頃です。
P,S これから海開きが行われるとこのホテル界隈は人でごった返します。
是非今のうちに遊びに行かれることをお勧めいたします!
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