院長の独り言(「ボヘミアンラプソディー」)
映画「ボヘミアンラプソディー」を観て来ました。
QUEEN(クイーン)のボーカル、フレディー・マーキュリーのお話しです。
学生時代にQUEENはよく聞きました。
イギリスのロックバンドはビートルズから始まり、ローリングストーンズ・レッドツェッペリンそしてクイーンとつながります。いわゆるUKロックといわれるジャンルになります。
デビュー当時、イギリスではアルバムが酷評されたらしいですが、日本で若い女性に支持されて人気を博したことことから始まり、後に全米ツアーに進出し大成功を遂げました。
グループ4人とも日本が大好きで、東日本大震災の津波の映像を自宅で見て、日本への想いから涙が止まらなかったそうです。
QUEENは名曲を相当数残していますが、今回の題名でもある「ボヘミアンラプソディー」はフレデイーの作詞作曲で、彼の心に潜む苦悩を6分間の楽曲に壮大なドラマとして表現したものです。
フレディーは素敵な恋人に出会いました。心から彼女を愛し、それを歌にし、その歌は全米そして世界で認められコンサートを大成功させて行きます。
しがないバンドがプロモーターに認められ、アルバムが売れコンサートツアーで熱狂的なファンを動員しスターの座にのし上がっていきます。
しかし・・・彼の悩める性癖が徐々に顔を出し始めます・・・
バイセクシャルを自覚し、彼女にもそれを打ち明けます。
そこからが苦悩の日々の始まりです。
そんな心情を込めた歌が「ボヘミアンラプソディー」
「ママ・・・ 男の人を殺しちゃったんだ・・・」
そんな歌詞ではじまるあまりにも悲しい旋律・・・
「人生がこれから始まったばかりだと言うのに・・・」
「悲しませるつもりなんてこれっぽっちのなっかた・・・」
「もしあした僕が帰ってこなくても・・・」
「何ごともなかったようにそのままでいて・・・」
そして一転!オペラ調になったかと思うと
「ガリレオ・ガリレオ・ガリレオ・フィガロ・・・♪」
神の怒り・・・そして悪魔がささやき・・・
「神に誓って逃がすわけにはいかない!」 「逃がしてやれ!」 ・・・
心の動揺を稲妻のように激しくギターの弦が響かせる中・・・
「ひどい仕打ちをしようとしている!愛しているといいながら!」
「ダメだ!早くここから逃げださなきゃ!」・・・
そしてまた悲しい旋律に・・・
「たいしたことじゃないんだ・・・」
「そう、だれも知ってることさ・・・」
「どのみち・・・風は吹くんだ・・・」
フレディーがこの歌を歌う時の物憂げで悲しいまなざしは、心からのメッセージを送っています。
彼の歌には人の心に訴えかける叫びがあります。
クイーンのライブは楽曲の素晴らしさと、エネルギッシュなパフォーマンスでファンを魅了しまくります。
映画の終盤は「アフリカ難民救済~一億人の飢餓を救う~」20世紀最大のチャリティーコンサートのライブエイドの映像でした。
ソロ活動からクイーン再結成を経て、メンバーとの絆を深め合った中で実現したこのライブは、涙なくしては見れませんでした。
45歳の短い人生を駆け抜けた天才フレディー・マーキュリー・・・「ボヘミアン・ラプソディー」是非、劇場でご覧ください(*^_^*)
P,S 実はこの訳詞の意味、最近知りました。
こえを踏まえてもう一度見なきゃいけないと今から興奮している次第です。
見る前に。みなさん是非クイーンの楽曲をユーチューブでご覧下さい。悲しげなフレディーやおどけたフレディー、困惑したり優しい笑みをたたえたり・・・彼は常に心のうちを歌やパフォーマンスを通して我々に送ってくれていました。
本当に感動します・・・
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