院長の独り言「院内事件簿最終章!」
2008/12/30
:奇怪な生物現る!最終章:
院内事件簿も今回をもって最終回を向かえます。初めて読まれる方はどうぞ「院内事件簿Ⅰ~Ⅳ」からお読みください。ではでは…
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「ん~?」
ドアから3メートルは離れながらも、山口さんがかのど変体地球外生命鬼畜ヤローの間近に顔を寄せて確認している様子がありありと想像できた。
全身の毛が逆立ち緊張して身震いしている自分に気づく。
(気をつけて!)(すごい勇気だ!)(もし噛まれたら…)(頼むから急にギャーとか叫ばないで)(いったい正体は何なの?)etc…
様々な思いが交差する中、山口さんが発した言葉は、
「あー解った」
へっ、解ったの?な何?
「これね、蝙蝠だよ」
何?それ?
あ、読めなかった。ごめんごめん。
「これね、こうもりだよ」
「こ、こうもり?」
「うん、むかし食材で使ったことあるよ」
「食材って、食べるんですか?」(こうもり食べれるんだ)
「中国じゃ何でも食べるよ」(こうもりかー)
「それって、うつぶせになってるんですか?」(まだじっとしてんだ)
「そうみたいだね」(寝てんのかな?)
「それ何とかなりますか?」(つかめないよね)
「いいよ、ビニール袋ある?」(え~っ、ビニール袋でいいの?)
「これでいいんですか?」(本当に?)
「はい」「ありがとう」
ビニールごしに感じるこうもりの触感を想像しながら再び毛の逆立ちと悪寒を感じる私であった
・・・・(すごい…以前食材で使ったって…)
「外出しといたよ、はい袋!」
「あ、ありがとうございます」(こうもり、外に行って起きたかな?)
「はっ!!!!」
その時気がついた。そうか!朝気づいた換気扇の隙間から、昨日の内にこうもりが紛れ込んで出れなくなり、廊下の天井にぶら下がって寝てたんだ。そして自分がトイレに入った瞬間つかみがいまひとつでポトンと下に落っこちてそのままうつぶせで寝こんでた?なんちゅうまぬけなやっちゃ!
「こうもりって旨いんですか?」
「ん~、調理次第かな。」(どこまですごいんだ山口さん!)
「山口さんすいません。じゃ、治療に入りますか」
「うん、昨日さまた腰捻ったみたいで少ししびれてきちゃったんだよ」
「またですか、股関節のこの辺痛くないですか?」
「そうそう、そこ痛い。何でわかるの?」
「だめですよ無理しちゃ。じゃ仰向けから始めますね」
「よろしくね」
・・・・・・・・・・・治療中・・・・・・・・・・・・・・・・・
「先生、ありがとう。楽だよ!」(ニコッ)
「来週また待ってますね」
「うん、ありがとう」
「お大事に!」
-完-
今年はこれにてブログはお終い!また来年お会いしましょう!
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五輪整骨院
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