院長の独り言(症例報告)
2009/08/24
今日は症例報告。本日2度目の来院となった患者さんです。前回の治療直後、歪みから開放され体液循環が改善し楽になられたと思っていた矢先、3日前に車を運転中10メートルほど崖から転落し背部の打撲と脳震盪を起こしました。
何とか自力で脱出し崖から這い上がって救助されました。事故後すぐに脳外科の診察で異常なしとの診断を仰いだ後、本日当院への来院となりました。
検査をすると右股関節の捻れにより骨盤が大きく歪み、脊柱の湾曲が発生し、特に左背部に筋の盛り上がりと緊張が発生していました。
また左腎の腫れと左横隔膜の制限、そして右鎖骨及び上部胸椎と頚椎5番の制限があり、上部頚椎の異常も生じていました。
まずは頭蓋の制限から開放し静脈の排液を促し、腰仙部と仙腸関節をリリースして股関節と骨盤を整えました。
次に左腎と横隔膜をリリースします。人体中の実質臓器である腎・肝・心・脳は衝撃のエネルギーがダイレクトに影響を及ぼすため、組織の歪みを早期に緩めておきたい場所です。
横隔膜を調整するため、その神経支配である頚椎3・4・5を中心に浅層と中層の筋膜を緩めたところ、頚椎5番の固着がほぼとれてしまいました。足や股関節、内臓や筋膜の調整で他の部分の症状が取れることはよくあることです。
それから重心バランス軸の、立位と座位と仰臥・横臥のバランスをドロップアジャストで調整し終了しました。
ドロップ以外はほとんど触れる程度の調整でしたが立位での歪みはかなり改善しました。
外傷歴については何度も患者さんに繰り返し聞いています。それは関節の捻挫による歪みでも骨折による骨膜の歪みでもぶつかったことによる内臓の衝撃も、放置すればいずれ他に影響を出すからです。
上部頚椎の問題も転倒その他の衝撃を受けて歪みを永続的に残しやすいところなので、そのチェックは必要です。
新鮮例はもちろん昔の外傷も、そこの症状は落着いていても必ずチェックし調整する必要性はあります。
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五輪整骨院
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