院長の独り言(「輪音」二重奏コンサートⅡ!)
2010/07/09
「赤い靴」
皆さんもご存知の童謡ですが、この女の子が実在したのはご存知だったでしょうか?
その昔、静岡で未婚の母として女の子を授かった女性が、居場所を求めて北海道に渡りました。
そこで知り合った男性と、互いに全てを理解し合った上で一緒になります。
間もなく夢を追いかけ北海道の開拓団に入りますが、そこには過酷な生活が待ち受けていました。
生活に苦しんだ夫婦は、やむなくその女の子を手放さざるを得なくなり、子供のいない宣教師に預けることになりました。
非常に可愛がられて育ちますが、ある日強制帰国を命じられた宣教師夫婦はその子を連れて海の向こうへと渡って行ったと云います。(明治時代の話だそうです)
そのことを知った、父の新聞記者時代の同僚が書いた「詩」が・・・「赤いくつはいてた女の子、異人さんに連れられて行っちゃった・・・」(4番まであります)
昭和に入り、その後夫婦に出来た子供が大人になったある日「赤いくつの女の子」は実在する自分の姉だということを知り、探して欲しいとラジオ局に投稿をします。その後、某テレビ局が長い年月をかけて探しあてたそうです。
実際には、赤いくつをはいた女の子は宣教師と一緒に海を渡ったのではありませんでした。
宣教師たちが強制帰国を命じられた時、すでに女の子は結核を患っていました。
苦渋の選択を迫られた宣教師たちは、何日にも及ぶ船の旅には命が持つまいと、その子を孤児院に預け泣く泣く日本を後にしたと云います。
そして孤児院に預けられた女の子は、9歳で息を引き取ってしまったことを、行方を尋ねた娘は知ってしまうのです。
女の子にとって、両親や宣教師たち、そしてそれを知った娘、全ての人にとって悲しい結末でしかない・・・そんなお話しだったようです。
そんな話しを、今日来院された患者さんが教えてくれました。(以前にも紹介しました武智京子さんです)
今月の26日に行うコンサートで歌う曲を調べているうちにそんな事実を知り・・・曲の背景を踏まえ何度も練習を重ねながら、今回もいろんな曲を披露をしてくれるようです。
第2回目になる「輪音(りんね)」二重唱コンサートⅡは、「戦災復興記念館」地下展示ホールで、7月26日(月)開演:午後6時30分(開場は6時)から開催されます。
武智 京子(ソプラノ) ピアノ 八木 和子
満 佳子 (アルト/ピアノ)
曲名
ベルスーズ(フォーレ作曲)・夜明け(チャイコフスキー作曲)
山のロザリア・かり干し切り唄・赤い靴
ねむの木の子守唄・芭蕉布 etc
入場は無料です。全23曲で約2時間ほどのコンサートになります。
お時間のある方、是非足を運んでください。(今日は練習中の録音を聞かせて頂きました!ん~やっぱりこれぞ魂の歌声!)
一流のピアノ伴奏と、素晴らしい声の「音色」に聞き惚れること間違いなしですよ!
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五輪整骨院
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