院長の独り言(おばちゃんの「投げキッス!」)
2011/11/07
今日来院された方は、ほぼ1年半ぶりの再会になるでしょうか。
気仙沼で被災された方です。
今から1年半ほど前…実家の気仙沼にしょっちゅう帰っていた頃でした。
実家の家長である兄が亡くなった後、母が1人で家業を再開し孤軍奮闘していました。
毎週のように気仙沼へ行き様々な雑務に追われていました。
向いに住む「さいとうのおばちゃん」が、「せっかく仙台から先生が来るんだから、診てもらわいん(診てもらったらいいじゃないですか)!」と私を紹介してくれた…その人こそ「くまがいのおばちゃん」。
元気でお茶目なおばちゃん、おだって(ふざけて)ばかりで笑いが絶えません。
終わるといつも投げキッスをしてくれました。
震災後、母が我が家に来て暮らしも落ち着いてきたこの頃になって「あのおばちゃんがまだ見つかってないんだよ…」と…
近所で旅館をしていた「くまがいのおばちゃん」…実家と同じように一切合財流れて無くなってしまいました。
「そうか、見つかってないの…」
ところが昨晩「あのおばちゃんが仙台の太白区にいるんだって!明日治療院に連れて行くから!」と母の電話「本当!良かったねえ!分かった!」
そして今日、娘さんと二人でやって来ました!
あの時と同じハデハデの洋服で「ニカーッ」と笑いながらいきなり投げキッス!
「良かったね!(笑)」「また逢えたねえ!(笑)」
治療しながら話しを聞けば、娘さんと車で逃げたもののやはり渋滞で進めず、冷凍工場の屋上に逃げ込み、翌日の夜にヘリコプターで救助されそのまま盛岡の病院へ搬送されたんだとか…
「先生あの時は冗談ばかり語ってうんと(すごく)楽しかったねえ。こんなどご(ところ)で再会出来るなんて信じらんないね!先生あの頃とちっとも変わんねえごど!」
「1年ちょっとだおん(だもの)、変わるわげねっちゃ(ないでしょ)(笑)!おばちゃんも元気そうでいがったね!(良かったね)」周りの患者さんを気にすることなく、私も思いっきり気仙沼弁で返します。
「まだ、だいんよ!(また、来て下さいね!)」と云うと…
満面の笑顔でウィンクしながら、いつもの投げキッス!!
人は、あの頃とは何も変わらないようだけれど、現実は大きく変わっています。
気仙沼に自分は何が出来るのか…よく考えます。
炊き出しや、ボランティアに奔走するか?…
しかし気仙沼が元気になるのに、それを続けることがはたして…
甥っこが云っていた「頑張れって云われる言葉…何か意味が違うような気がする…」
そう、頑張っている人は頑張っている。
頑張っている人に頑張っては、ちょっと違うんじゃ…?
それぞれが頑張るのが本当の励ましになるのでは?
自分が頑張れば、それが伝わるはず!
頑張れは頑張っている人が云える言葉!
だからみんなで頑張りましょう!
P,S 土日はオステオパシーの仙台セミナーが行われました。
JOPAの会長の言葉…「頑張るのは誰でも出来るんや、頑張り続けるのはそんなにおらん!負けを認めたらあかんで!勝つまで頑張り続けんのや!」
治療も学問も仕事も子育ても皆一緒…
頑張り続けましょう。
私も頑張り続けます!
セミナーのお話しはまた後ほど!
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五輪整骨院
住所 : 宮城県仙台市宮城野区五輪2丁目10−8
電話番号 : 022-762-6216
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