院長の独り言(たまには臨床例を!)
2011/12/26
クリスマスは終わっても、街は落ち着きを取り戻す間もなく年の瀬に向い新たな慌しさを感じます。
いかがお過ごしでしょうか?
仙台は今朝この冬一番の冷え込みを見せ、当院ではさっそく室外の給湯器が凍って破裂しました!
今朝8時前に到着したころには、水が漏れ出しててんやわんや(あまりこの表現も聞かなくなりました)の大騒ぎ。
午前中には復旧し事なきを得ましたが、早速寒さへの対応に苦慮する事態となりました。
本日は久しぶりに臨床例を…
ギックリ腰を起こして来院された患者さん。腰を30度に屈めて全く伸ばせない状態でした。
膜の制限は…左の股関節と腎臓!
足の調整から入ります(まずここに問題のない方はほとんどいません)。
次に股関節筋のひとつである腸骨筋をカウンターストレインで緩め、腎臓を調整(その他お腹の軟部組織を調整)。
胸腰部の椎骨を緩めた後、座位で短縮痛を起こしている腰方形筋のTPを閾値内で刺激。
最後に上部頚椎を検査するとC1のARAを検出…筋力検査でアジャストの指標が出たので、座位のままGONSTED方式でC1をアジャスト!
立ってもらい確認すると…「???大丈夫です!」
「反れますか?」「あ、はい!」「じゃあOKです!」
次はメニエール様(回転性)のめまいを訴える方。
めまいは内耳にある三半規管の問題が多くみられます。これは側頭骨の岩様部の中に納まる小部屋の中の問題です。
身体はリンパや静脈の流れが滞ると様々な問題を引き起こしますが、めまいにおける耳の問題はなおさらです。
仙骨を可動化し頭蓋の縫合を緩め、脳脊髄液の循環を取り戻してから、側頭骨のリリースを行いました。
準備として頚椎の深部筋膜を調整し、迷走神経また副神経を調整することで僧帽筋や胸鎖乳突筋を緩めた上で、側頭骨にアプローチしました。
もちろん上部頚椎の調整は必須です。
その後も続けて来院されていますが、一度の施術後めまいは一切出なくなりました。
オステオパシーは正常を徹底的に追求する学問です。
正常が分からなければ異常が分かりません。異常ばかりを追求すると「元」を見失います。
「元」に返すのが治療だと思います。
時間をかけて戻す必要があるケースもあれば、ある程度しか戻し得ないケースもたくさんあります。
痛みや病気作ったのは患者さん本人ですが、治るのも患者さん本人の力です。
その後押しを手伝うのが施術者の仕事。
治療の「元」を知るという基準がある限り…ゴールはありません。
より高いレベルを目指しさらに追求は続きます。それがオステオパシーだと思っています。
解剖の本やビデオは、何度見ても新たな発見があります!
まだまだ未熟者です!
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五輪整骨院
住所 : 宮城県仙台市宮城野区五輪2丁目10−8
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