院長の独り言(「ふるさと」と「希望」…あれから一年)
2012/03/11
今日は11日の日曜日…
朝7時に仙台から気仙沼に向って出発しました。
震災があったこの日に、気仙沼で手を合わせておきたかっただけです。
それと震災後何度か気仙沼を訪ねても、瓦礫や満潮時の海水でなかなか実家のあった場所まで、たどり着けなかったこともありました。
そこを確かめたかったこともありました。
今回ようやくその場所に立つことが出来ました。
墓参りや親戚に寄った帰り、FMラジオで「故郷と希望」と云うテーマで、映画監督の大林宣彦さんと「希望学」を研究されている玄田 有史さんの対談をやっていました。
車中、仙台までずっとそれを聞いていました。
「故郷孝行」ということばを語ったのは、映画監督の大林宣彦さんです。
「希望学」と云う学問があることも始めて知りました。
「希望」とは…?
もらったり、与えたりするものではないという話しでした。
私も「希望」は自分で見つける、もっと能動的自発的なものであると思います。
「故郷」とは…?
いつまでも変わらないもの。いつでも受け入れてくれるものだとおっしゃっていました。
私も「故郷」は、いつでも帰れる、安心できる場所だと思っています。
しかし、「故郷」である気仙沼は変わり果て、多くを失いました。
とても悲しく思います。
大林監督は、現在があるのは、過去と未来を繋ぐためであり、そのために今我々は存在しているんだと云いました。
自分はその架け橋として、手紙のような存在として、ずっと映画を作り続けていると…
玄田 有史氏は云いました。
「絆」と云う言葉には、英語で云う「Weak tie」と「Strong tie」があり、今必要なのは「Weak tie」緩やかな絆だということでした。
また、ある若い歌手が云った言葉「絶望の反対は何でしょう?」…「それはユーモアです」そんな話しもありました。
「故郷」に何が出来るのか?
たくさんのことを考えさせられました。
気仙沼の人達は強い。
震災でつらい思いをした人達は、絆で結ばれている。
希望を探し出し、ユーモアを持って「故郷」を再建しようとしています。
私の「故郷」は、新しい街にだんだんと生まれ変わって行くのでしょう。
「故郷と希望」…
人は、身近な人の絆も大切だけれども、思わぬ人からの暖かい気持ちや、さりげない言葉に感動や勇気をもらったりします。
ユーモアを持って、さりげなく、相手を思いやり…
希望は自ら見つけ出す…
絶望の果てに…希望…はあるのかも知れません…
いろんな思いを新たにすることが出来ました。
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五輪整骨院
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