院長の独り言(「球と揺らぎ!」)
2012/09/27
めっきり涼しくなった仙台は、あっという間に最高気温が10度も下回る20度前後になってしまいました。
起きるたびに「こりゃ、こたつ出さんといかんな!」と、急の寒さに驚く毎日です。
最近「揺らぎ」についてよく考えます。
テレビで大道芸人が円柱の筒の上に板を乗せ、その上に立ってバランスを取るのを見ます。
始めは左右に大きく揺れながら徐々に安定し、その内ジャグリングなどをやり始めます。
球状の上にバランスさせるのは、一見大変なように見えます。
ではその筒状の不安定なものの代わりに、安定した台の上に板をひいて立ってみます…
…面白くともなんともありません(´л`)
では、傾いた台にしてその上の板に乗ったらどうでしょう?
僅かな傾きでも長時間立っていると、揺らがず不安定に安定するということになります。(これが身体の歪み)
このことは重力下における身体のバランス機構を考える場合、施術における大きなヒントを与えてくれます。
人体の関節には球関節といわれる部分が2箇所あります。
そう…股関節と肩関節。
いろんな角度に大きく動く部分です。
この球関節が正常に動いてないと、大道芸人が筒の上の板に乗って上手くバランスをとっている状態でなくなります。
さらに大事なのが足の関節です。
ここも前後に球状の関節面になっています。
距骨と呼ばれるこの骨は下腿と関節し、踵骨(かかとの骨)の上に乗っかっています。(距骨は筋肉の付着のない、スポンジ様で他に類を見ない不思議な骨です!)
ここの揺らぎが非常に大事。
足関節や股関節や肩関節のもような、球関節がひっかかりなく揺らげる状態だと、脊柱は安定します。
他に蝶番関節と呼ばれる一軸性の関節があります。膝や指関節です。
これら球状や一軸性の関節面は、ツルツルした軟骨に覆われながら芸術的に完璧な丸みを帯びています。
もし、球状関節がいびつに固定されていれば、脊柱は簡単に歪んで固定されてしまいます。
以前からこれらの関節を整える施術を行っていましたが、先日ふと大道芸人の映像が脳裏に浮かんできました。
原理を意識することで、施術に対する意識も大きく変わります。
仙腸関節や上部頚椎や内臓も大事だけれど、重力下で大きな原理が働いていることを忘れてはいけません。
P,S 揺らぎがなくなると、固有受容器が多く分布する仙腸関節や上部頚椎そして顎関節が固まります。
これらは多くの症状を出す原因となるところです。
こここそ常に揺らいでいたいところ…
自然界の揺らぎは身体の中でも起こっています。
2012/10/02 先週の日曜日は岩手の奥州市へ行って来ました。
当院で8年もの間インターンとして手伝ってくれた亀卦川先生が、10月1日(月)に念願の開業を迎えました。
真新しい院内は広く綺麗で、お兄さん設計の内装は至るところに工夫がなされてとても感じよく仕上がっています。
まだ案内の看板や、院内掲示など手を着けなければならないところが残っていますが、徐々に完成されて行くことでしょう。
お父さんお母さんも大変喜ばれており、私としても早く軌道に乗れるよう祈るばかりです。
亀卦川先生は赤門卒業当時から当院一筋で研鑽を積み、互いに多くの手技を互いに研鑽してきた我々の仲間です。
実直で素直で優しい人柄…(だんだん結婚式の仲人みたいな内容になってしまいました-笑!)
兎に角優しくて力持ちを地で行く好青年です(可愛い嫁さんが揃えばあとは完璧…)!
思い起こせば平成3年、7.5坪のテナントで始まった私の整骨院開業から今年で22年目を迎えました。
その気とやる気のみで始まり、技術も何もない時代…
開業当日…午前中はテナントの大家さんが1人、午後は学校の同級生が保険証を持って来てくれました。
自信とは裏腹に、患者さん2人のみで始まった初日の心細さ…
それでも半年で4つのベットが常に一杯で、長椅子で何人か待つ状態になりました。
気合だけで患者さんを治療していた気がします。
開業してからが本当の修業の始まりです。
一生勉強し、高みを目指していただきたいと思います。
P,S 自分の「城」はいいものです。
一生を続けられる仕事場である城~「おおまち整骨院」~が、奥州市大町にたった今産声をあげました。
院内の写真も撮るんでした~(また行きますけど…)
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五輪整骨院
住所 : 宮城県仙台市宮城野区五輪2丁目10−8
電話番号 : 022-762-6216
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