院長の独り言「寒さ対策Ⅱ」
2008/11/21
晴天が続き朝晩の冷え込みも日に日に増しています。冬将軍の到来も間近いのでしょう。そろそろ冬タイヤの履き替えの話しもでてきました。
街ではクリスマスソングが気分を高揚させるのでしょうか、人々も足早になってきているような気がします。
先日、テレビで腎臓の問題を取り上げていました。心筋梗塞や脳卒中で亡くなった人の多くに腎不全が見つかったということです。
腎臓といえば、人体の血液が全て腎を通り、そこでろ過され尿を作り出す臓器です。
腎臓には糸球体と呼ばれる毛細血管がたくさんあってそこでろ過作用を行いますが、年齢とともに壊れてしまいます。
糖尿病などで腎臓を悪くすると、腎臓の大きさも梅干程度になり、もはや人工透析を余儀なくされてしまいます。
腎機能が低下すると尿蛋白が出だしたり、血清クレアチニンの数値が高く出ます。さらにクレアチニンクリアランスの数値でより糸球体機能の状態が把握できます。
腎臓は甲状腺とともに、以前からカルシウム代謝に関与することは知られていて、腎の糸球体によるろ過機能の低下は、血管壁にカルシウムを沈着させ、動脈硬化を引き起こす大きな原因になっているとのこと。
何故腎臓病が発症するのか?
ある腎臓の専門医は、腎臓病に多いIgA腎症(ウィルス感染症)は、耳鼻科領域などからくる慢性感染症が腎へと広がり何年もかけて人工透析へと移行するとして、扁桃や鼻咽腔へのステロイド療法で効果をあげています。(「慢性免疫病の根本治療に挑む」堀田修著、参考まで)
このように、外気が常に出入りする耳鼻科領域の感染症も腎臓病の原因のひとつでしょう。
他に根本の原因としては姿勢による腎臓への影響が非常に大きいと思われます。
以前から治療の最重要ポイントとして、胸腰移行部(背中と腰の間)に必ず手をかけていました。
このポイントは、神経学的には腎臓へインパルスを送る場所であり、腎臓は反射的には大腰筋に影響するところです。
そして、あぐらや体育座りまたソファなどで背中を曲げたときに、屈曲病変(丸く固くなる状態)をつくりだし、結果あごが突き出て後頭部の筋緊張を作り出す大元になる場所でもあるのです。
治療でこの部分がきれいに伸展(スムーズに伸ばせる状態)になると、腰は楽になるわ呼吸は楽だわ頭はすっきりするわ・・・・
また大腰筋が正常になるので立ち姿勢がきれいにそして何より、腎機能がアップするのです。
前回は肝臓の話しが出ましたが、腎臓も骨粗鬆症や高血圧や動脈硬化に関与するのであれば、これほど大事なところもないわけです。
姿勢は知らぬ間に悪くなります。寒くなるとなおさらですね。
そのために、胸腰移行部は大変重要なポイント。一昨日も酷い首の痛みと手のしびれの患者さんがみえて、首はほとんどいじらず、胸腰移行部と腹部の治療で今日の来院時には首の痛みはなくなりしびれも半分以下になっていました。
姿勢の問題があらゆるところの症状を出す原因になっていることがとても多いわけですね。
寒い折、背すじを伸ばしてご自愛ください。
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五輪整骨院
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