院長の独り言「レスポンスとは?」
2008/12/16
治療の最大のポイントは、「レスポンスを感じる」ということに尽きます。
レスポンスとは反応・応答の意味で、車で云えばアクセルを踏んだ時の車の反応としてよく使います。レスポンスの悪い例として、解り易く昔のオートマ車やスクーターの反応で説明してみます。
最初に軽くアクセルふかしただけでグイッと急発進し、さらにふかしても伸びがない(こういうのはギア比を変えればある程度解決するのですが)。ブレーキは最初軽く踏むと急激にストップがかかり、さらに踏みこんでもあまり効かない。
こういう車両を普通のアクセルワークで運転してしまうと、乗ってる方は発進の度に頭が後ろにカックン、止まる度に頭が前にカックンと実に乗り心地の悪い車両になってしまいます。こういうのはレスポンスが悪いといいます。
こういった車両に当たったらレスポンスが悪いなりに、かる~くアクセル踏んでそろそろと発進したら、しっかり踏んでなるべく滑らかに加速させる。止まる時もかる~くブレーキかけて、少し減速したらしっかり踏みこんで滑らかに減速し止りかかったら、またブレーキを離して最後はフワッと止める。
なんて苦労しながら、同乗者に不快感を与えないように運転しなければなりません。こういう車は乗っててストレスがかかり非常に疲れる。
レスポンスのいい車は、最初のアクセルの踏み込みで軽やかに発進し踏めば踏むほどビンビン加速して走ってくれる。ターボが付いてれば踏んだ以上に反応してどんどん加速してくれる。これは乗ってて本当に楽しい車です。
ブレーキも最初の踏み込みではあまり反応せず、踏むほどに余裕をもってしっかりボディーを受け止める。
これらアクセルやブレーキのレスポンスが素晴らしい車を「タッチがいい」とも表現します。
イタリア車は故障が多く、また高馬力のためハンドルワークが難しい「じゃじゃ馬」と称されますが、そのタッチのよさに皆惚れ込んじゃうんですね。
車に対する表現はまさに治療と同じ。レスポンスをきちんと感じながら、身体に刺激を還元させることが大事。それはどんな手技でも同じです。
治療者が行った刺激が、受け手がどのように受け入れているのかをレスポンスとして感じながら、術者は刺激を微調整する。反応と応答が成立して初めて、患者はその刺激を受け入れます。
そんな治療は「タッチがいい」と表現してもいいのではないでしょうか。
どんな車でも乗りこなすには、レスポンスを感じた上でアクセルワークやブレーキワークを考えて操作すれば、その車の最大性能を引き出すことができるでしょう。
路面状況やカーブの具合によっても運転操作の工夫が必要です。街中と高速ではもちろん運転も変わるし、安全のための加速や燃費走行も必要です。要は車が喜ぶ運転というのが理想だと思うのです。
これは治療だけでなく、世の中すべて反応と応答で成り立ちます。人間関係も一方通行ではなく反応と応答の繰り返しの中で、きちんとレスポンスを感じていい反応のできる、「タッチのいい」人でありたいと思います。
巷でいう「KY」もそのうち、あいつちょっと「TW」(タッチが悪い)だな~、なんてなったりして・・・
今日も日中は暖かでしたね。どこまでも抜ける青空、「微風・快晴」はゴルファーにとっては最高の条件、今日も絶好のゴルフ日和でした。
それでもさすがに朝晩は冷えますので要注意、血圧の高い人も寒暖の差には気をつけてくださいね。ではまた明日!
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五輪整骨院
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