院長の独り言「症例報告&レシピ!」
2009/01/22
今朝から雨が降り続いています。今日は一日このようなお天気が続くでしょう。雪よりはずっと助かります。
今日は症例報告。
昨日臀部と下肢に放散痛を伴う腰痛患者が来院しました。20代で重い物をしょっちゅう持ち上げる仕事に従事しています。痛みのため姿勢が悪く歩く格好もバランスがくずれていました。
20日前に腰痛が発症し10日前から足のしびれ感が出現してきました。以前に何度もギックリ腰を繰り返しており今回も他院で治療するも改善の兆しがないため当院へ来院されました。
まずは立位でのバランス検査。骨盤が下がり背中は丸く、立っているだけで腰への負担がかかり腰筋の緊張が強い状態です。ただ左右差が少ないのでねじれの要素は少ないようでした。前屈で下肢放散痛、伸展は可動域が極端に少なく腰部に引っかかり感が生じ痛みが出ます。
ベットで仰向けになり、下肢挙上テスト・知覚テスト・腱反射テストなど神経学テストを行いヘルニアによる病理的問題でないことを確認説明し、痛みの説明そして治療に入って行きました。
順番として、椎間板外周にある脊椎洞神経への刺激を軽減させるべく、脳脊髄硬膜の緊張を開放し、股関節臀筋を緩めて仙骨の可動を確保し、PNFで下肢筋膜の開放を行いました。重力に対する姿勢維持のため胸腰部をリリースし、腹部の大腰筋・腸間膜根・横隔膜・縦隔をリリースしました。
最後に全身の膜の状態を検査すると肝臓にひっかかりがありました。お酒をよく飲むか聞くと、毎日けっこうな量を飲むようです。BASEという治療とマニピュレーションで肝臓の機能を上げておきました。
最後につま先立ちで立ってもらい、重力に対する良姿位を認識してもらい、重心の変化と楽な呼吸と痛みの消去を確認していただきました。症状はほぼ取れました。
そして、腿の筋力低下が認められたのでスクワットのスロー筋トレをエクササイズとして処方しました。
ひとは、特定の動作の中で得意な筋肉を優位に使う傾向があります。野球やゴルフでもモーションをみればどの筋肉が強く、どこの筋肉を鍛えるべきかがある程度解ります。
腿の筋肉の弱いひとは、物を持ち上げる際足を伸ばして腰を曲げてしまい、腰を落として腿の筋肉を使おうとしません。エクササイズで腿の筋量を増やし神経回路を刺激すれば、腰に負担のかかる持ち方はしなくなります。
後は1~2度治療して、姿勢や動作の習慣さえ改善されればもう大丈夫でしょう。ただし、お酒をひかえ、姿勢や身体のメカニズムを理解し、習慣を変えなければまた元に戻ってしまいます。
治療とは、原因を探りその人の治癒力を高める刺激を原因に対し最小限加えればよく(ここまでは術者の役目)、後は何故そうなったのかを本人が知った上で自助努力し自分の体を守ることです。ここまでできて治療となります。
「構造」「食」「精神」の三位一体がやはり健康の必須条件です。
―最後にお勧めレシピ―
今回は「豆乳鍋」のご紹介!
◆土鍋を用意しましょう(持ってない人は買って下さい)。
◆土鍋にだし汁と豆乳を4:6で入れて火にかけます。
◆具を入れます(野菜は何でも入れましょう。葛きり、鶏肉団子、豚肉は必ず入れてください)
◆蓋をして待ちます。(何と味付けはこれでOK!味噌・醤油一切なし!)
◆煮えたら小鉢にとって、「キムチの素」をお好みで加えてください。(これも必ず入れましょう)
◆おいしさのあまり食べすぎには注意しましょう!
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五輪整骨院
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