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院長の独り言(「楽しい食卓を!」)

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2009/06/09

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アレルギーに罹りやすいのはどういうケースで見られるのでしょうか?こんな質問を受けました。

アレルギーは小さい頃から発症する場合もあれば、大人になってから出る場合もあるし、環境が変わった途端に起きることもよくあります。

アレルギーは、身体に影響する要因(例えば花粉)にさらされ続けていても、順応できていれば要因がコップにたまることはありません。同じ分だけコップの底から漏れていくからです。

あるきっかけでアレルギーになると、一滴一滴とコップに要因が溜まりその内コップからあふれ出します。するとある年から「突然花粉症になった!」ということになるのです。

人の体力は何から得られるでしょう?まずは食べ物から摂取してエネルギーに置き換えることにより得ることが出来ます。後は呼吸から取り入れる酸素と、運動をすることで機能が増進していくのも必要条件です。

何といっても「食」は非常に大切な要素になります。

以前、脳は大きく分けて3つに分けられると云いました。内側から「脳幹」と「辺縁系」と「大脳及び皮質」です。人間にのみ発達した最外層にあるこの大脳皮質は、最終的に感覚を知覚したり運動を命令するところです。

全ての情報は必ず神経の通り道である「脳幹」「辺縁系」を通して皮質で知覚されます。

「脳幹」は別名「爬虫類脳」と呼ばれ生命の基本的中枢であり、呼吸・体温・発汗などを司ります。

「辺縁系」は別名「動物脳」または「感情脳」と呼ばれ感情を司ります。

人間の脳幹はトカゲの脳と形も機能もほぼ同じ、そな周りにある辺縁系の脳までは、犬や猫とほぼ同じなんですね。トカゲには感情がないので表情がありません。犬や猫は感情を表しますが人間のように意識をもちません。

全ての五感を脳幹・辺縁系を通し、大脳皮質で感じる人間は、聞いた言葉や音楽、見る景色、感じる風、全てが脳幹・辺縁系の働きである、呼吸・体温・発汗そして感情をからめて感じ反応しているのです。

ある人に会い、握手をしてその人の表情やしぐさやを見て、話す言葉を聞きもしかすれば身体から発する香りもかぐかもしれません。

その全てに、自分自身の感情や呼吸その他自律神経は無意識に反応しています。その人が大好きな人でも好きじゃない人でも無意識下に反応します。

好きな人とばかりいられれば、身心は健全でいられます。愛情を注がれればなおさらです。その人と会うだけで身も心もハッピーになれます。

もし、食事中に嫌なことがあるとどうなるでしょう。その時食べたものと身体や感情の不調が記憶の中で結びつきます。これも無意識下で起こり何らかの反応を起こしていることでしょう。

大人になってからアレルギーを発症する人に、小さい頃食事の度によく怒られた経験のある人が多くいます。そういう人は食事に積極的でなかったり食にこだわりのない人が多いようです。

食べることが好きな人は、楽しく家族で食べた経験が多いし、料理を作ることも好きなはずです。

日本では昔嫁だけ台所の隅で一人食べさせられたり、食事中にうるさくしかることって多かったのではないでしょうか?

「食事を家族で楽しくいただく」「食事中に子供をしかってはいけません」これはすご~く大切なことです。その子の人生を大きく変えます。これは親の責任ですので、大いに肝に銘じていただきたい。

しかしすでにそれを経験して大人になった人はどうしましょうか。今さら親の責任を云っても始まりません。その親もある意味そうせざるを得なかった事情が必ずあったはずです。そこに考えが及び子供が親を許せたときに、身体は変化します。いろんな呪縛から解き放たれ身体は開放していけるでしょう。

今小さな子を持つ親達に、このことだけは是非とも守っていただきたい。今後増えるであろうアレルギー問題を回避するためにも・・・

「食事は家族で楽しくいただきましょう!」「作ってくれた人にも感謝しましょう!」・・・幸せの大原則です!!

 

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