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院長の独り言(正座する園児たち・・・E)

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院長の独り言(正座する園児たち・・・E)

院長の独り言(正座する園児たち・・・E)

2009/12/10

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「椎間板」は椎体と椎体の間にある軟骨組織で、「髄核」を真ん中にはさみ「線維輪」と呼ばれる組織で繋がっています。

「線維輪」は「髄核」を斜め30度の角度で周囲を囲むみながら上下の椎体を繋ぐと、次の外層は反対の角度に30度で囲み、互いに交差しながら輪状に形成しています。(右クリックで拡大)

椎骨が傾くと髄核は開いた方に押しやられ、ベアリングの働きをしながら衝撃を吸収します。

椎間板だけだと前後左右自由にある程度動きますが、その後ろで関節を構成している左右の関節面の形状や角度とそれらを連結している靭帯の働きにより動きは一定の制限を受けます。

腰椎では前後の曲げ伸ばし、胸椎は左右の側屈への動きが行いやすく、頚椎はあらゆる方向に運動は自由であると云えます。

図のように脊髄神経やそこから発生する抹消神経は後方にあるため、身体を屈めて髄核が後ろに追いやられると椎間板が押し出されて神経を圧迫し出します。

これが腰痛の大きな原因であり、ここで髄核が飛び出して直接神経に触れ出せば「椎間板ヘルニア」と呼ばれる状態に移行してしまいます。

日常の生活をよく考えてみましょう。背中を丸くして長時間座るケースがいかに多いか。胡坐や座椅子での長座やソファで座るだらしない姿勢、子供たちにおいては体育座り(尾骨の圧迫や背骨への影響を考えると最もやってはいけない姿勢!)など、髄核を後方へ押しやる機会がいかに多いことか。

数年前セミナーで朝早く仙台から東京へと新幹線に乗っていた時、上野駅に数分停車しました。その際、反対側のホームに4~5才の幼稚園児たちが全員小さなリュックをしょって、ホームの固い床に正座をして整然と待っている光景を見たことがあります。

たぶん園長さんの信念で普段から姿勢を正すために躾けられていたのでしょう。まだあんなに小さいのに、誰ひとり勝手な行動をとるわけでなくしっかり前を向いて正座をしていたのです。

思わずその時私は感動し、先生とその小さな子供たちに拍手を送りたくなりました。

我が家でも食事などで椅子に座る以外は、小さい時からテレビを見るときは正座をさせていました。体育座りでもやっていようものなら「正座っ!」と一声かければ「サッ!」と正座し直したものです。

背中を丸くしたり前に屈むことは多くとも、姿勢を正したりましてや身体をそっくり返らせることなど日常ではめったにすることはないでしょう。

それだけ髄核を後方へ押しやり、椎間板の後ろの線維を圧迫し神経にプレッシャーをかける機会が相当多くなっているわけです。

明日はこれらの構造を頭に入れながら、いよいよ実践です!

               ~    続く    ~

 

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