院長の独り言(ハワイで見た強靭な「膜」!⑥)
2010/02/23
12年前、1週間ハワイはオアフ島のハワイ大学で行われた解剖実習に行ったことがありました。
当時日本から60名ほどの先生方が集結し、4体の遺体を終日解剖し続けました。本物の解剖を生で学ぶ絶好の機会でした。
解剖実習ではまず皮膚をはがし、表層の筋肉を切り取り、内臓なども全て取り出して徐々に深層へとメスを入れて行きます。
解剖書で確認しながら筋肉や膜をはがし、神経や血管や内臓にたどりついてはひとつひとつ綺麗に剥いで、脳や脊髄神経まで実際に見ていくことが出来ました。
その過程でビックリしたのが、特定の場所にある強靭な「膜」の存在でした。
脊柱起立筋と小胸筋と腸頸靭帯を包む「膜」が鋭いメスでいくら切ろうとしてもビクともしなかったのに驚いた記憶があります。(広背筋と肩甲骨下角も強い膜で繋がっていました)
ナイロン線維が細かく幾重にも重なったようなその「膜」は、鋭利なメスさえも歯が立たないほどに強靭であったのが印象的でした。
その時、この強靭な「膜」は何かの治療ポイントになるんだろうと漠然と思ったものでした。
今回、大腿部と背中と胸部における「膜」の治療が行われたことは、ハワイで感じた強靭な「膜」に対する印象とアプローチが重なったひとつの興味深い出来事でもありました。(骨盤と頸部のアプローチも行った)
ただしこれらの場所が、構造的に重要な股関節周りと肩周りの問題に影響し、また正常な呼吸が脳や内臓諸器官の体液循環に影響を及ぼすのは言わずもがなではありますが・・・
「膜」の施術を行うことで日々見られる様々な反応を、今回のセミナーである程度理解することが出来ました。
「膜」を開放していく方法はたくさんありますが、兎に角「膜」を感じることが大事!「膜」の制限を感じそれをリリースする。すると素晴らしい反応が起こります・・・
症例も少しずつ紹介していきます!
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五輪整骨院
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