院長の独り言(「しゃがみ」動作!②)
2010/04/16
「しゃがむ」動作というのは、縄文時代から見られた習慣のようです。
多くの縄文人の骨を観察すると、脛骨と距骨の前部分に圧迫された跡が残っており、当時の長時間しゃがんでいた形跡として認められています。
湿地帯でぬかるみ足場が悪く(お尻を地面に着けられず)、また足元で行う作業が多かったのがその理由なのでは、と思われます。
当時の骨を観察すると、腰椎の前湾が消失し椎間板の消滅や骨棘などが認められ、現代のような変形性の腰椎症がかなりの頻度で発生していたようです。
背骨の中に保護されている「脊髄神経」は、理想的なS字湾曲であれば、100パーセントの機能を発揮します。
「しゃがみ」動作などで、背骨の中の脊髄神経が、本来の前湾から後湾を強いられると、年数を経るごとに茶色に変色されていくのが観察されています。
膜で囲まれた脊髄神経の表面は白っぽくツヤがありますが、生理的湾曲から逸脱すると、茶色に変色し機能が著しく低下してしまいます。
こう云った現象は、バナナを真ん中で折って、時間が経ってから皮をむくと中が茶色に変色してしまうことから「バナナセオリー」と云います。
患者さんの中でも背骨の悪い人には、うつ伏せになっても腰骨が後湾して出っ張っている人がいます。たいていヘルニアや脊柱間狭窄症などの重篤な問題を抱えている人達です。
しゃがみ動作は、このように背骨を通して中枢神経である脊髄に悪い影響を与えてしまいます。極力避けてほしい姿勢のひとつであります。
このように、縄文時代から当時の人々は、しゃがんだ姿勢で腰を患っていた事実があったようですが・・・
「男女の仲がいつも同じ原因でけんかになってしまう」・・・そんな現象も、縄文時代の生活スタイルに遡って見ると理解できたりします。
それは、また来週に綴ってみましょう!
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五輪整骨院
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