院長の独り言(立位のバランスが、座位で変化するか?・・①)
2010/06/11
毎週行われる水曜勉強会が都合により昨日(木曜日)行われました。
昨日は人体の中で最も重要なポイントのひとつである「上部頚椎」について・・・
当グループで行っている膜の検査は、基本的に重力に対して真っ直ぐ立った状態でバランスを評価します。
この時、アンバランスの結果として耳や肩や骨盤ラインに傾きが見られます。(ほとんどの人が何らかの傾きを持ちます)
このアンバランスが座った状態ででもう一度評価した時、アンバランスに変化は観察されるのでしょうか?・・・
答えは二つ。「変化しない」ケースと「改善する」ケースの2通りが観察されます。
立位から座位で「改善」するのは、明らかに股関節から下の下肢にアンバランスの原因があるはずです。
下肢のアンバランスが原因で起こっていた全身の問題が、座ることによって首や肩のラインが整うのは、下肢をメインに治療すれば・・・下から上へと全身が改善されて行くということになります。(抗重力バランス治療を応用していきます)
では、立位でも座位でも上半身のアンバランスに変化がない場合、これはどこに捻れの元を見出せば良いのでしょうか?
ここで「上部頚椎」に着目します。(内臓などの上半身の問題も考えます)
以前にも云ったように「上部頚椎」は、「カンナの歯」の如くズレる構造をしています。(脊柱で唯一椎間板を持たない部分です)
カンナの歯の如く外力が加わって頚椎1番がズレ場合、これは下からのバランスにはうまく反応してくれません。(重力下での補正によるズレとは一線を画す)
外力によって後頭骨と頚椎2番の間で、特異的に頚椎一番がズレても、その影響は下のアンバランスへと進みます。
つまり、立位でも座位でもアンバランスに変化がなければ、外力による特異的なズレを起こした頚椎一番を正す必要(の可能性)があるということになります。
それを戻すことで、身体は理想的なバランスに近づいていくきっかけが始まるのです。
アジャストをし再び立位と座位でバランスの評価をし、施術による経過を把握していきます。
交通事故や大きな転倒は多くの方が経験しておられます。ボーリングの球ほどの重さの頭を繋ぎとめる頚椎には、多くの危険にさらされているる可能性があります。(頚椎一番がそのまま手付かずになっているケースが非常に多い)
この部分が的確に修正されれば、受ける恩恵もまた大きいわけです。
次回は安全で効果的な「サイレントアジャスト」について・・・
~ 続く ~
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五輪整骨院
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