院長の独り言(何からどのテクニックで調整すればよいか!)
2010/06/18
昨日腰痛で来院された患者さんです。
起き上がりや寝返り、立ち上がりに激しい痛みが発生します。股関節の左右差が著しいため、立位での傾きが大きく歩行時も痛みでぎこちなくなってしまっていました。
右膝にも痛みがあり、立位で膜を評価しながら総合的に診てみると、股関節由来のバランスの崩れを示唆しています。下からバランスを調整して行きます。
(最初に経絡のバランスを調整しておきます・・右膀胱経の実症・・これは左の上腕と母子球そして左大腿部と下腿部の虚症を刺激することで気のバランスを取っておきます)足と膝の問題を解消したあと、問題の股関節を調整します。
股関節に先立って腰仙部と仙腸関節をリリースします。これで仙骨は可動化され股関節が操作しやすくなります。(ここで恥骨結合の調整を入れます)
股関節の調整には、腸骨と坐骨と恥骨でつくられる股関節臼のリリースをします。
ここは元々べつべつの骨がY字に軟骨により結合された場所です。3つの骨に圧を加えることでリリースが起こり、股関節が整ってきます。
他にも深層外旋六筋と呼ばれる場所(お尻の中央下)の筋緊張を取り、骨盤隔膜をリリースしました。
ここまでで大きな原因は除去されました。起き上がって確認します。
「あっ、ここがまだ少し痛いです。」それまで漫然と痛かった腰が、限局された場所に特定されてきました。つまり全体に痛かったのが一点の痛みに集約された感じです。
チェックすると、腰椎3番が右にズレているのが確認出来ました。
これさえ取れれば解決は間近です。オステオパシーのカウンターストレインというテクニックで調整しました。
仰向けで両足を持ち上げ、腰椎3番が一番緩む位置に脚を上下左右に微調整します。腰椎3番をモニターしている手が最も緊張の緩む姿位にもって行って「今腰はどうですか?」と聞くと、「今は全然痛くないです。この姿勢は楽です。」
この体勢を90秒間保持して・・・ゆっくりゆっくり戻します。
「これでもう一度立ってみて下さい」・・・「あれ、不思議!全然痛くない!」(施術時間は約25分)
久しぶりにカウンターストレインで施術を行いました。90秒かけて固有受容器を正常化するテクニックです。多くの場所をやるには時間を要しますが、大きな問題さえ取れれば限局した場所に対し、安全で確実な効果を発揮します。
問題を順番に取って行く際、どのテクニックが安全にその場所に無理なく適合するかを見極め、ケースバイケースで使い分けて施術をして行きます。
「早く・的確に・安全に」無理なく生体の治癒力を活かして行うのを理想としています。
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五輪整骨院
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