院長の独り言(「シンスプリント」!)
2010/08/09
「シンスプリント」は、走り込みが過度になった時に「後脛骨筋」の緊張状態が引き起こすスポーツ障害です。
脛骨の内側に沿って痛みが走り、無理をすれば骨の付着部が炎症を持って骨膜炎を起こし、更には疲労骨折にまで悪化する非常に痛みを伴う疾患です。
先週、中学1年生の陸上部の女の子が「シンスプリント」で来院しました。
歩くだけでも痛みがあり、とても走れる状態ではありませんでした。筋肉はパンパンになり内圧が高まって筋膜を圧迫しています。(筋膜が膨張するとかなりの痛みが発生します)
押すも触れるも痛みが強くて普通の施術に入れませんでした。まずは、皮膚の上から両手のひらで軽くタッチして膜の動きを誘導します。膜の動きを追うことでリンパの流れが改善します。
次にメカニカルリンクで内臓系や骨内病変、動脈をチェックします。
動脈に関しては後脛骨動脈だけでなく、膝窩動脈や前脛骨動脈にも強いテンションがありました。
腹腔動脈がプラマリーで出たのでリコイルを行い、残りも検査してリコイルをした後、最後に「PNF」で静かに再び膜を整えて終了しました。
膜だけでなく、動脈自体にも自律神経がまとわり付いているため、痛みでパンパンに緊張している組織には、緊張なりの軽~い持続牽引で、その場でかなり痛みは軽減するようです。
親御さんには、骨膜炎まで発症しているため部活動を中止し、5日間毎日治療して欲しい旨本人からメモ書きを渡してもらいました。
ところが2度の治療で痛みが完治し、あれほど硬くなっていた下腿部の筋肉もぷるんぷるんに戻ったので、3回目の今日は前回と施術を全く変え、骨盤から下の関節を整えて終了。
「脚がすごく軽くなりました!」と喜んでくれました。
「またどこか痛くなったらすぐ来るんだよ、大会前にコンディション整えることも出来るからね!」
「はい、分かりました!」(にっこり!)
膜を穏やかに整え、自律神経に静かにアプローチすることで、強度の痛みが速やかに消退し得る良い例だと思います。
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五輪整骨院
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