院長の独り言(腱のリリース③)
2010/09/06
さて私の左肩の場合、三角筋の前部線維の一部と後部線維の一部に強烈に短縮した、固~いラインが生じていました。
腕を前に挙げようにも後ろに挙げようにも、それぞれの固いスジがスムーズな関節の滑り運動を阻害してしまいます。
一定以上の角度まで来ると支点がずれて軌道が変わり「ズキッ!」と、外れるかのような鋭い痛みが走ります。
筋肉は必ず腱になって骨に付着するので、その緊張した筋肉のライン上にある腱をリリースさせようと考えました。
腱に触れると、緊張した筋によって左右どちらかにズレてる感覚がありました。
三角筋の腱を手前か後方か腱をズラすと、行きづらい方向があるのでその方向に腱のズレを戻しながら、そのまま下に引っ張ってリリースを待ちます。
同時に肩の位置を変えて牽引力も加えて・・・そのまま維持すると・・・
「き、き、気持ちいい…」(思わず小さな声が漏れ・・・天井灯が消された暗闇の夜行バスの中です)
「スー」とリリースする感覚が伝わりました。次々と緊張のある腱を軽くクリクリ移動させては、固い方向にズラして(腱を本来の位置に戻しています)下に軽い牽引を加えて、一本一本リリースをして行きました。
バスの振動が適度な刺激になってリリースも早まり・・・
そのまま腱整復の応用で、手首から肘の裏表をどんどんリリースして行きました。
その都度左肩の動きを確認します。
深夜バスの車中、夢中で行った自己治療・・・いつの間にか眠った私は朝の8時頃、仙台到着のアナウンスで目を覚ましました。
左肩を動かしてみると痛みはさらに楽になっていました。
「これは使える!」
その日から、腱を元の位置に戻しつつリリースさせる「腱整復法」を腰痛や50肩や膝痛など多くの疾患に取り入れてみました。
結果は上々でした。
仙腸関節や股関節を始め、四肢関節には大変良い結果が出ました。
もちろん「原因」を治療した上での症状治療として取り入れますので、痛いところだけに行うものではありません。
特に「肩こり」は内臓や重心バランスの他に、手指からの膜の緊張を取った上で肩周りの「腱整復法」を行うと効果は倍増します。
「肩こり」をあなどるなかれ!
「肩こり」は多くの疾患のシグナルであると同時に、アンバランスの指標になり得る特徴的なサインでもあります。
施術によって呼吸は楽になり、首肩の緊張が取れて頭痛もスッキリ。姿勢の変化も体感出来ます。肩こりは施術効果を実感出来る分かりやすい症状でもあるのです。
これらの施術を各整骨院の方でも保険外の「肩こりコース」で実施して行く予定です。乞うご期待!
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五輪整骨院
住所 : 宮城県仙台市宮城野区五輪2丁目10−8
電話番号 : 022-762-6216
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