院長の独り言(カウンターストレイン!…①)
2010/12/10
今週の勉強会は、久しぶりに「カウンターストレイン」を行いました。
最近、急性期や強度の痛みの患者さんに対し、初期改善がスムーズに行われるよう、侵襲性の少ない「カウンターストレイン」の技法から入ることにしています。
「カウンターストレイン」は、筋肉や靭帯などの緊張に対し、患者さんの圧痛点が消えるように体勢を整え、90秒かけて固有受容器を正常化していくオステオパシーの技法です。
例えば急性腰痛で、腰を曲げてきた患者さんに対し、体幹屈筋の代表格である大腰筋の圧痛を探し、その圧痛点のなくなる姿位(仰向けで両足を持ち上げた形)で、90秒保持します。
このような形で他にも、腰痛患者に多い「大腿筋膜張筋」や「縫工筋」「大腿直筋」など股関節屈筋群の大きな二関節筋群にアプローチをします。
これらの筋の中にある最も緊張の強いポイントを、刺激を一切使わず脳の反射を利用して緩めることで、確実に急性腰痛の症状は改善をしていきます。
ただ、状態に応じてどこの圧痛から消去させていくか、そしていかに圧痛を取り切るかが重要になってきます。
緩みの位置への微調整や、触診の感覚を磨くことが臨床に活かせるポイントと云えるでしょう。
急性の問題や、強度で慢性の痛みには、この「カウンターストレイン」で、大きな問題を最初にクリアーにしておいて、それから次の技法へ…
非常に多くの症状に安心して使える、便利なオステオパシーの技術です。
但し、より良質な健康を得るには、痛みが取れただけではたどりつけけません。次のステップが必要です。(患者さんは痛みさえ取れれば安心してしまいます…)
痛みや病気を寄せ付けない身体造りは、患者さん自身で行うことが出来ます。
そこまでお伝え出来、全てを踏まえて初めて治療と考えます。
ボディマップを知り、それをマッピングさせる…身体構造を理解し、身体の機能的で正常な感覚が実感できれば、日常生活や運動パフォーマンスは向上します。
それらを伝えるべく、いろんなアイディアを練っているところです!
いずれ、痛みを取ることが先決なのは云うまでもありません。
「カウンターストレイン」…痛みを軽減させるための初期治療として打って付けの技法です。
~ 続く ~
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五輪整骨院
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