院長の独り言(「頭痛なるもの」…①)
2012/03/07
今日は15度を越す勢いの仙台、春の気配が街いっぱいに広がっています。
さて、今日は「頭痛」について考えてみます。
まず、当院で適応範囲外である急性の激しい頭痛は除外します。
クモ膜下出血や脳出血や脳血栓、高血圧性脳症などは、激しく痛みや吐き気、意識障害を伴うので、来院されることはないでしょう。
一般的な慢性の頭痛に関してですが…
そもそも、脳外科に来院される頭痛の患者さんにおいて、その9割は「頚性頭痛」(緊張性頭痛)と診断されます。
と云うことは、けっこうな頭痛でもMRIやCTで異常が見つかるケースは少なく「これは筋肉の緊張からくる頭痛ですよ」と云われる方がほとんどだと云うことです。
長年頭痛で悩まれていたり、薬を飲み続けている人のほとんどは、首の異常、そして周辺筋肉からくる関連痛にために「頭が痛~い!」となっています。
頭痛のほとんどが筋膜もしくは血管が引き起こす痛みだということを理解して下さい。
もしかして、頭痛って頭の中が痛い…と思っている人はいませんか?
もしそうであれば、重篤な問題です。多分気が付いた時には病院のベットの上…そんなケースです。
ほとんどの頭痛の原因である血管や筋膜には、たくさんの痛みを感じるレセプター(受容器)細胞が存在します。
「血管炎」「筋膜炎」と、これらが何かで炎症を持つと猛烈な痛みを伴います。
頭痛は頭蓋骨を覆っている、血管や筋膜に生じる圧迫や緊張が原因になりますので、それを解消すれば頭痛は消退します。
トリガーポイントの概念からすれば、首や肩の筋肉の硬結(しこり)が頭やこめかみなどに関連痛を引き起こすので、頭痛の元の問題である、首や肩の筋硬結を治療すれば良い…となります。
しかし、何故首や肩にトリガーポイントが発生したかはまた別問題になります。
そこでオステオパシー…全身の膜の制限を検査し、頭痛に関連する問題をあぶり出して施術します。
全身を診た後、最終的に我々が診るのが「小後頭直筋」と「胸鎖乳突筋」。これらは締め付け型筋緊張性頭痛と血管性の偏頭痛に特異的に効果を出します。
時にウィルス(風邪など)による頭痛もあります。これは薬を飲むなり、ビタミンCを摂るなどの対応はしていただきます。(但し、これらも首や肩周りの問題は内在しています)
多くの頭痛は改善します。
但し、決まった頭痛の治療というものは存在しません。
人それぞれ、解消していかなければならないものは全然違います。
一般的な頭痛を引き起こしている、最終的な筋膜・血管の問題をどう解消していくか?
そこが分かれば、突破口は開けます。
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五輪整骨院
住所 : 宮城県仙台市宮城野区五輪2丁目10−8
電話番号 : 022-762-6216
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