院長の独り言(頭痛治療の臨床報告!)
2012/04/16
臨床報告です。
今日は、激しい頭痛の患者さんが来院されました。
以前に通われた32才の男性で「頭痛はそちらで治りますか?…」との電話が入り、予約を取っての来院となりました。
MRIで異常なし。痛み止めのロキソニンを処方されました。但し飲んでもあまり効果はなかったようです。
問診の中で、その原因を探って行きます。
まずは、頭痛を引き起こす問題をあぶり出していきます。
トリガーポイント・顎の問題・上部頚椎の異常・ウィルスの影響・膜の制限…etc
頭痛の原因を引き起こす問題を説明し出すと…
「そう云えば…」
全ての項目に本人にも心当たりがあったようです。
痛みの場所が左のこめかみと、左の後頭部と首の付け根部分にありました。
こめかみは僧帽筋の肩井(けんせいと云うツボ)のTPによる関連痛です。(側頭筋のTPもありました)
ここは肩甲骨が外転(外に引かれた状態)し、背中が丸くなって上肢の重みがかかった時に、牽引性に緊張が生じるところです。
僧帽筋に直接手をかけてはいけません。上肢を引っぱってしまっている肩甲骨内や上腕の筋肉(三頭筋)や胸筋を緩める必要があります。
PNFで緩めました。
顎に関しては現在歯医者さんにかかっているようでした。
筋力検査で左の顎関節と、噛み合わせに問題が確認出来ました。
重心バランスの調整でそれぞれを正しました。
上部頚椎に関しては、3ヶ月前にダンプカーに追突されており、全身の膜の制限もあり、頭蓋も含め内臓など膜の緊張をリリースしました。
上部頚椎も触診と筋力検査でリスティングを出し、アジャスト調整を行いました。
ウィルスの話しでは、腸を壊して下痢が続いた後ひどい咳と悪寒があったようで、風邪の治りかけ状態であり、ウィルスの影響も含まれていたようです。
膜の制限は腰胸腱膜に強く、姿勢の問題も同時に治療を行いました。
書き出すと多くのことを施術したようですが、問診と検査の中で全てが頭痛に関与していたようなので、一連の施術の中で要因を順番に取って行きました。(施術時間30分)
目がすっきりして、症状も半分くらいは楽になったようです。
次回までにはもっと楽になっていると思います。
次は残った問題をもう少し細かく診て行きます。
本人が心配した「脳梗塞」や「くも膜下出血」などはないので心配はいりません。(相当の痛みでよほど心配したようです)
「これは頭蓋骨の中の問題じゃなくその表面の筋膜や動脈から来る痛みですからね」と説明しました。
頭痛にも、原因は必ずあります。
激しい頭痛も、検査で異常がなければ「膜の治療」で多くが改善します。
今回のケースは、頭痛を引き起こす要因がほとんど同時に当てはまったケースでした。
原因が分かって、それにアプローチ出来れば、頭痛は必ず改善します。
本人も原因が理解出来、症状も軽くなってとてもスッキリされました。
症状はひとつ…でも、原因は多種多様です。
P,S 問診表だけでは、情報は限られます。
聞き出すことで、本人の気付かない問題があぶり出されて来ます。
お互いに納得の上で、施術が進めば理想と云えます。
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五輪整骨院
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