院長の独り言(「ゴム」への刺激!③)
2013/04/23
施術の際の刺激量なのですが・・・適切な刺激量は、手技の方法や考え方で全く変わってしまいます。
全く同じ人を施術する中でも、刺激量を変えることがあります。
施術には大まかに直接法と間接法があります。
ずれた方向に対して直接戻すように動かすのが直接法。
ずれた方向に対してもっとずらすように動かすのが間接法。
前者はカイロプラクティックでよくみかける、「バキッ」と音がする矯正(アジャスト)と呼ばれる手技です。
後者はオステオパシーの一部で使われる関節の行きたい方向で「待つ」ことで組織をリリース(緩める)させる手技です。
ところが最近直接法でも、極々軽い刺激で組織が緩んでしまうことが分かりました。
しかも一瞬にして緩みます。
もちろん一瞬で全てが解決するわけではなく、身体の多くの問題を必要な分だけ緩ませることが鍵となります。
一瞬で緩ませるためには刺激量と方向性が重要なのですが、その前に必要なのが「呼吸」です。(相手の呼吸に合わせるということです)
またファーストタッチが重要になります。
身体は、触れられることで緩むことを学習してしまうと、全てのタッチにスムースに反応してくれるようになります。
これは究極のタッチで、観察力やタッチのベクトルや刺激量によって効果が違ってしまいます。
全ての人に行えるまでは、まだまだ経験が必要だと思います。
今現在保険内で行っている手技は、筋膜を通じて骨膜に刺激を送って芯から緩めることなのですが、これも刺激量が大切になります。
この場合は、患者さんがはっきりと筋膜を刺激されていることを実感できます。
そして筋膜が緩み、症状がその場で改善されることも実感できます。
この時の刺激量は少し強めです。
但し極めて気持ちのいい刺激です。
もちろん患者さんには喜ばれます。
100点満点の刺激量を取り続けることは難しいけれど、我々はプロですので、常にそれを目指して日々診療にあたっています。(毎日昼休みに30分使って、互いに練習をし合って感覚を磨いています)
施術にあたって、重力バランスに対する概念を常に考慮に入れておく必要があります。
正しい場所に、正しい刺激量で、必要な場所にのみ手技を施すことが大切です。
今日患者さんが「私のゴムは伸びきってるからだめなんでしょうね」とおっしゃいました。
「伸びきったゴム?!いい表現ですね~(笑)!」
そう、「伸びきったゴム」と「縮んじゃったゴム」で分かりやすく説明がつきそうです。
「○○さん、伸びきったゴムは瞬時に治ったりするんですよ!」
逆に縮んだゴムを伸ばす方が時間がかかるかも知れません。
次回は「伸びきったゴム」と「縮んだゴム」で、身体の問題を説明してみたいと思います。
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五輪整骨院
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