院長の独り言(これは辛い・・・「群発性頭痛」!)
2013/05/15
一日おきに寒い日と暑い日を繰り返す仙台・・・今日は最高気温15度で、震えるような寒さです。(昨日は最高24度!)
最近、「群発性頭痛」の患者さんが来院しました。
これは偏頭痛より激しい緊張性の頭痛で、目の奥(内径動脈の緊張による)やこめかみなどに割れるような痛みを伴います。(前兆とか閃光とかはありません)
病院で精密検査を受け、くも膜下の出血や脳梗塞・脳腫瘍などの異常がなければこのような診断がなされます。
CT・MRIで検査しても病理的な異常がなく、悶絶するような頭痛があればたいがい「群発性頭痛」となります。
つまり何が原因か分からない時の血圧異常を本態性と呼ぶように、頭痛の上に群発性と命名されるのです。
私は、上部頚椎の固着と頸部周辺筋の筋緊張からくる循環不全と、筋膜緊張もしくは脳硬膜の緊張からくる頭痛と考えています。
問題は全身の筋膜緊張のアンバランスが引き起こす結果として現れています。
当然ストレスや寝不足は大きな引き金になるでしょう。
先日来院された50代の女性も、病院から診断された後、紹介で来られた患者さんでした。
最初の施術・・・重力バランスの逸脱をを足から順番に開放し、上部頚椎を可動化することで症状をとにかく消失することが出来ました。
二泊の東京旅行中も頭痛を起こすことなく仙台に戻ることが出来ました。
そして3度目の施術時・・・ほぼ頭痛はなかったものの、来院時信号で小走りした際少し頭痛を感じるも、走り終わって間もなく症状は治まりました。
その時も下からバランスを取りましたが、首の施術になった際、右の僧帽筋や胸鎖乳突筋の緊張が見られました。
つまり頸部の左側屈に制限がありました。
さて、ここでこの制限がどこから来てるのか・・・
仰向けで右の膝を立ててもらって再び左側屈すると・・・「あれ、楽です!」
はい・・・これで右大腰筋の緊張が引っ張ったための、右側頸部筋のカウンターバランスによる緊張だったことが分かります。
大腰筋は数秒で緩めることが出来ます。
再び側屈検査・・・「楽です!」
これで更に頸部筋を緩めてから、上部頚椎の施術をします。
そして後頭骨に付着する「小後頭直筋」の緊張側を先にリリース。
たいがいこの緊張の逆に頚椎一番は側方変位していますので、これも位置を整え緩めます。
さらに中頚筋膜をリリースし、後頭骨大孔へのリリースを行い、最後に座位で上部胸椎の屈曲障害を、椎間だけでなく肋横突関節・肋椎関節含めて可動化(重力バランスです)しました。
ダメ押しをする感じです。
これで脳へ上がった静脈・リンパは戻りやすくなり、圧が減って硬膜や頭蓋筋膜が緊張から開放されます。
頸部全体の関節や周辺筋肉がかなり緩みました。
但し、今後もこのようなことの起きないよう更なる重力バランスを確保するため、背部から骨盤にかけてのバランスを改善させる必要が残されています。
こういった方々は長年の姿勢異常があるため、習慣から変える必要があります。
激しい頭痛は一切なくなったものの、あの時の痛みは相当堪えたらしく、大好きなお酒はまだ始まっていないとの事・・・
安心して飲めるよう、もう少し姿勢に対する重力バランスを取って行きましょうね、Sさん!
P,S 今日の夜、宮城県地方に「竜巻注意報」が発令されたらしいです。
本日の水曜勉強会は中止!(激しい雨と、雷も鳴り出しました!)
皆さん気をつけて帰って下さい!
----------------------------------------------------------------------
五輪整骨院
住所 : 宮城県仙台市宮城野区五輪2丁目10−8
電話番号 : 022-762-6216
----------------------------------------------------------------------


