院長の独り言(「聞き」「受け入れ」「示す」)
2013/11/02
身体の不調がどこからくるのか?
何かのきっかけで痛みが出現した時、この問題を患者さんは切実に考えることでしょう。
単に首が痛いと言っても、場所も出方も様々です。
痛い場所を単にさするだけではなく、まずはその原因を探っていきたいところです。
では何からその原因を探るのでしょうか?
歩行の崩れが右の足首をかばって骨盤が歪んでいるようであれば、足首を調整することで、首が改善する可能性は大いにあります。
首を右に傾けたさい、右に痛みが出るなら・・・右サイドの脊柱の関節が閉じない場所がある可能性があります。
もしくは左サイドに開かない椎間関節に問題があるかもしれません。(仙腸関節でも首の変化は起きます)
膝と股関節を曲げると楽に首を傾けられるのであれば、そちらサイドの腸腰筋の短縮が筋膜のつながりで首の筋膜を引張っているのかもしれません。
前回お話しした、上部頚椎の過緊張が首の制限の元になっていることもあるでしょう。
もしかすれば、内臓の膜の制限が首の動きをストップさせることもよくあることです。
手首のズレを改善して首の動きが改善されたりもします。
首ひとつとってもまだまだ考える余地はたくさん・・・
患者さんが来院された時によく話を聞き、動きの検査をし、身体全体をよく観察する必要があります。
まずは体全体のバランス調整をすることが必要なケースが多くあります。
そのため、患者さんの訴える場所に多くの時間をかけられないこともあります。(患者さんは痛いところを揉んで欲しいかもしれません-でもその方が楽になるので患者さんは納得してくれます)
局所の治療で済むか?全体の治療が必要か?
症状に関わりなく全体バランスを取ると、痛いところを触らなくとも痛みが軽減することはよくあることです。
それから問題の箇所にアプローチする・・・
時に炎症で強い痛みを伴う場合には、局所の問題にとりあえずアプローチし、症状が軽減してから全体のバランスを取ることもあります。
よく患者さんの話しを聞くことの大切さ、そして検査や問診にきちんと時間をかけ、確認することの大切さを感じます。
常に患者さん主体で考え、こちらの意思を伝えることが大切だと思います。
P,S 最近、患者の立場として、施術側の立場として、今回のことを再び考えることがありました。
患者さんは辛い痛みを術者に委ねてきます。
全てを一旦受け止めて、症状や状況に対し「診断」「予後」「計画」「必ず改善させます」と、こちらの強い意思を示していけたらと思います。
----------------------------------------------------------------------
五輪整骨院
住所 : 宮城県仙台市宮城野区五輪2丁目10−8
電話番号 : 022-762-6216
----------------------------------------------------------------------


