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院長の独り言(「身体の中で炎症が起きる…?」)

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院長の独り言(「身体の中で炎症が起きる…?」)

院長の独り言(「身体の中で炎症が起きる…?」)

2014/04/22

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身体の中で炎症が起きるのは何故でしょうか?
炎症といっても怪我で起こる炎症とは違います。
また風邪などウィルスが引き起こす炎症ともちょっと別ものです。

身体の中の血管内に異物が入ると、血液の中の免疫に関わる白血球が増えてそれを退治しようと働き始めます。
これが炎症です。
身体の中に炎症を起こす原因となる異物は主にたんぱく質。

説明をする前に、少し身体の栄養学をおさらいしましょう。
口から食べた食物は、まず胃(の中は体温より2ほど高い)で腐らないように強酸である胃酸を降りかけます。
次に十二指腸で胆汁(胆のう)と膵液(膵臓)により分子にまで分解されます。
これら二つの消化酵素は強アルカリとなります。

分子まで分解された食物は小腸で血管に取り込まれ、血液に溶け込んで肝臓に運ばれます。
肝臓では自分の身体にあったタンパク質に再合成して各細胞に血液を通して運ばれます。

ここで大事なのは小腸が雑菌を通らせないバリアになっているということ。
ここ小腸では免疫システムの85%を受け持つと言われます。
そもそも単細胞生物から始まった生命体は、腸を中心とした「移動・捕食・生殖」の基本活動を行って進化してきました。
筋肉も神経系もない単細胞生物は、腸の働きを基本において生命活動を行ってきたのです。
後に出来上がった「脳」中心の中枢指令系より、腸はいち早く生命の維持にはもともと重要な免疫系という脳とは別次元の重要な働きをして来ました。
話は戻って、小腸はバリアを張って雑菌などの侵入を防いでいます。
そして免疫系の大部分を受け持ちます。
また神経伝達物質の生産もここで行っています。主に脳内神経で働く「セロトニン」の90%は小腸で生産します。
セロトニンはヤル気ホルモンです。「うつ」の人はこれが極端に減っています。

このような重要な働きを持つ「小腸」に問題を起こすのが「グルテン」と呼ばれるタンパク質。
これを多く含むのが「小麦」です。

小麦はそもそも炭水化物です。炭水化物は消化酵素で消化されると「ブドウ糖(グルコース)」になります。
この糖の余剰分が「脂肪」に置き換わります。
穀物はそもそも炭水化物ですので、全て「糖」に置き換わり血糖値を上げてしまいます。
小麦は超高糖質です。この糖質の75%がアミノペクチンAこれはすごい勢いで吸収され血糖値を「ボンッ!」と上げてしまいます。
小麦の問題はもうひとつ「グルテン」を含みます。
グルテンは消化されず腸まで運ばれてしまいます。
寿司めしをつくる時、酢とみりんの他に「グルテン」を入れるケースがあります。
粘り気が出て旨味が増すそうです。
グルテンは「糊(のり)」です。これが小腸の壁にくっつき、それが剥がれるときに、腸壁を損傷させます。

そこから雑菌が血管内に取り込まれ、肝臓を痛めます。
またグルテンがポリペプチド混合物になると、脳血管関門が壊れると言われます。
このようにして、グルテン自体が血管内に取り込まれ始めると「異種タンパク質」の存在に対して、血液成分の免疫系である「白血球」が敵とみなして退治しようと増殖して攻撃しだします!
これが「炎症」です。
身体のあちこちで「炎症」が起きだします。但し「ごく軽い炎症」です。
明らかな症状は出しません。
何となく感じる「ダルさ」「お腹の張り」「頭痛」「下痢」「便秘」「関節痛」「食後の眠さ」「こり」「うつ」

あちこちに慢性的な痛みやコリなどの症状が広範囲にある患者さん小麦粉の摂取を止めてみる価値はあります。
日本人全員に過敏症があるとは言いませんが、心当たりのある方には「グルテンフリー」を勧めています。

まずは「小麦粉」を2週間やめてみましょう!
身体の変化に気づかれると思います。

身体は知らないところで摩訶不思議な変化を起こしています。
原始時代、260万年前に「糖尿病」も「癌」も存在しませんでした。
穀物を食しだしたは1万年前。
現在、漂白小麦粉は大量に出回っています。
これは自分に当てはまっているかもそう思う人は2週間の「グルテンフリー」トライしてみて下さい。

 

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