院長の独り言(「ストレッチは有効か?…①」)
2015/02/05
先日、患者さんが「準備運動のストレッチは力が出なくなるからだめらしいですね?」とおっしゃいました。
テレビで何か放映されたそうです。
内容は見てないので解りませんが、そもそもその手のテレビ情報は大っ嫌いな私は、よくテレビに向かってつっこみを入れることがしばしばです。(NHKの「ためしてガッテン」はためになる事あり…またNHKの「ドクターG」はよく見ます)
以前何かの動画で…腕を水平に上げて三角筋の筋力検査をし、その後腕のストレッチをしてもらってから再び筋力検査をすると、力が入らなくなる…と言うのを見たことがあります。
トレーナーは「運動前にストレッチをしてはいけないんです、パワーをなくしてしまいます」と言っていました。
これだけ見ると、ストレッチそのものがいけない印象を受けます。
準備運動の目的は何でしょう?
ケガの予防が最大の目的です。
では、パフォーマンスを上げるための準備運動に必要なことって何でしょうか?
よく運動前に「アップ」すると表現しますが、これはヒートアップもしくはパンプアップからくる言葉です。
運動前の安静時の血液は脳や脊髄の神経系や内臓に多くは注がれています。
運動すると、血液は筋肉にどんどん運ばれて行きます。
すると身体は温まり、筋の運動性が高まってきます。
これが「ヒートアップ」そして「パンプアップ」された状態です。
ケガなく運動するためには、急激に身体を動かすより、このように血液を筋肉に徐々に送り込んでから動かせばケガを最大限予防出来るわけです。
もちろん、ストレッチの直後は筋収縮がしずらくなります。
また静的ストレッチで身体は温まったりパンプアップしたりは起こりません。
準備運動に必要なのは、身体に血液を巡らせる軽い「アップ」なのです。
その前に関節を軽く回したり、少し筋肉を伸ばすストレッチは必要ですし、それからジョギングなどの軽い運動で筋肉に血液を送り、神経を呼び覚ませば準備OKです。
テレビの情報は一部を切り取った場当たり的な情報ばかりです。
誤解が生じやすいのはそのためです。
運動で鍛えた後は、是非ストレッチを行いスジを伸ばして血流を整えて下さい。
疲労物質である静脈やリンパを流し、新しいきれいな動脈が注がれるよう良く伸ばしましょう。
コリや痛みは筋疲労の蓄積から来ます。
揉むより伸ばした方が断然早く緩みます。
出来れば深層筋から伸ばして、アウターマッスルである表面の大きな筋肉を伸ばして下さい。
但し深層筋は自力で伸ばすことは出来ません。
これこそ治療が必要な、我々の出番になります。
深層筋が機能できないと、関節が痛みを起こしてしまいます。
これこそ、関節の痛みを取る治療の重要なポイント!
このことは、次回詳しく述べてみましょう!
P,S 急に走り出して右のわき腹が痛むのを経験した人は多くいると思います。
これは肝臓にあった血液が、急激に筋肉を流れ出たために起こる一時的な痛みです。
運動を止めればすぐに治まります。
普段、肝臓や腎臓は血液でタプンタプンに満たされています。
運動は徐々に温めるのがいいようです。
P,S 最近一軒家からマンションに引っ越しました。
神戸の娘は来年就職、息子も今年は大学入学(の予定)で、嫁と二人きりの生活になります。
寒がりの私にとって、冬のマンションは快適です。
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五輪整骨院
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