院長の独り言「兵糧攻め?虫③」
2009/03/09
~昨日の続き~
こんなことではいけないと、スーパーに行って「ごきぶりホイホイ」を購入。早速風呂場の入り口とトイレ、そしてキッチン周辺にまんべんなく仕掛けて、しばし家康の心境で相手の出方と戦況をじっくり眺めることにしました。
するとどうでしょう、我が術中に引っかかった彼らは、日毎ゴキちゃん用のワナに面白いように捕まります。
「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」・・・鳴かないカマさまは、ゴキ用のワナの中で鳴かずに泣いたか?
首尾よく事なきを得ることが出来ました。ところが安心していた梅雨も終わりかけの暑苦しいある晩のこと・・・
夕飯を終え一人で気持ちよく風呂場でドアを背に体を洗っていると、何か左後方に変な視線を感じる・・・そーっと左を見ると、長い触覚をユラユラさせながら佇む一匹の「カマさま」が・・・
背すじにゾッと悪寒が走ります。(背中に感じるこの嫌な気配は何?視線は一人だけじゃないぞ!)呼吸をひそめ五感をどんどん研ぎ澄ましていくと・・・後方右とその少し上にも?・・視線を感じる!
ゆっくり右を振り返ると・・・やはり「い、いる!・・・やばい!!」右斜め下後方50センチにそして壁にももう一匹。思わず体じゅう泡だらけのまま目の前の湯船に「ドボーン!」
振り返ると、スノコの下からまた数匹の「カマさま」が、触覚を揺らしながら意気揚々とご出陣・・・!威嚇してくるわけでもない彼らの前に、すっかり包囲された私はこのまま兵糧攻めで息絶えてしまうのか!
いつまでもこのままでは、飢餓状態で逝ってしまうより先に脱水症状でやられてしまう。大量の汗を流しながら、首まですっぽり浸からざるを得ないこの状況、「さあ、どうする!」
意を決し、風呂洗い用のスポンジの付いた棒をつかんだ。「fight or flight」闘争か逃走か、脳の海馬と扁桃体が瞬時に答えを導き出す・・・「逃げよう!」
棒で何とかドアをこじ開ける。敵は油断している、ゆっくり立ち上がり風呂の淵に足をかけドアの向こうにひとっ飛び!・・・
すっころんだかどうだったかも憶えてはいないけれど、極度の緊迫感に緊張とのぼせもあったでしょう、やっとの思いでドアを閉め、バスタオルで体を拭きながらその手で私は受話器を握りしめ、友人の電話番号を押していた・・・・
「よう、むっちゃん!明日からさあ、そっちのお風呂に入らしてもらっていいかな?」
~続く~
----------------------------------------------------------------------
五輪整骨院
住所 : 宮城県仙台市宮城野区五輪2丁目10−8
電話番号 : 022-762-6216
----------------------------------------------------------------------


