院長の独り言「ゴキの最期…虫⑤終わり!」
2009/03/11
~続き~
とある日曜の午後、私と娘と息子の3人は一階のキッチンでテレビを見ながら雑談をしていました。イスに座ってテレビを向いている私の視線の片隅に何か黒いものが、サササ・・・と少し移動したように見えました。
ウソであって欲しいと願いつつ、左斜め下の床におもむろに視線を落とすとそこにいたのはやはり・・・!
「うわー!ゴキブリだー!!」
息子が即座に反応し「何お父ちゃん、これ本当にゴキブリ?!」
走りだすゴキブリ!私が「ゴキブリだー!」再び叫ぶと息子も「ぎゃー!ゴキブリー!!」と雄たけびをあげる!
パニックを起こし始めた男性群を尻目にようやく腰を上げた娘は「なんなの、どれ!これがゴキブリ~?」と後を追い始めます。
季節も秋ごろだったし、少し弱っていたのか大阪や東京に比べれば走るスピードは3分の1程度。
のたのた逃げるゴキブリを、そばに寄ってしきりに観察している娘。「つぶせ!はやくスリッパでゴキブリ叩きつぶせー!」叫ぶ私の声を尻目に「な~に、こんなもん!何がゴキブリよ!」とティッシュを1枚スルッと抜いて、ゴキブリにふわっとかぶせそのままつかもうとした娘、突然「ギャア~、動いたああ~!!」息子と抱き合って戦況を見守る私に駆け寄り「だめー!!ゴキブリだめだ~!お父ちゃ~ん!!」
ゴキは居間に移動しサイドボードの間に逃げ込んでしまった。3人で抱き合いながら近づいて懐中電灯でその間を照らすと、奥に黒い物体がサササ・・・と動くのが見える。再び3人で「ギャ~!!」と叫んでキッチンへ逃げ出す始末。
「どうしたの?騒々しいわね」と嫁が2階から降りてきました。
娘と息子は泣き出しそうな顔で「お母ちゃん、ゴキブリ出たの!」と云うと、「どこに?」と嫁。「そこの間に」と私が云うと、「フ―ン、待ってて」と玄関から殺虫剤とスリッパを持ってきて「プシュー!!」とひと吹き!
断末魔の雄たけびをあげながら荒れ狂ったように、暴れ飛び出したゴキブリに嫁の目が「キラ~ン!」・・・我々の悲鳴をよそに、嫁の持つスリッパが一瞬閃光の如くきらめいて「バチ―ン!」容赦ないとどめの一発が鮮やかに決まった!
「なーに、こんなもん」捨てゼリフも決まっていたが・・・
遠目で見ていた3人は見逃さなかった。勢いが付きすぎて潰れたゴキを床からはがすのに難儀をしている嫁の手が、かすかに震えていたのを・・・(やり過ぎだよ、お母ちゃん・・・)
~終わり~
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五輪整骨院
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