院長の独り言(アイ~ン!②)
2009/10/01
私が大好きなアインシュタインの話が少し出ました。少しアインシュタインのお話をさせていただきます。
彼がノーベル賞を受賞したのは「相対性理論」ではなく「光電効果」の発表によったもので、受賞したのが1921年でした。
「光電効果」とは、光量子仮説に基づく理論で、金属に強い光を当てると電子が飛び出す現象により、光の波長よりも光の量が影響を与えたことを観察し、「光は粒子」であることを証明しました。
それまで「光は波」であるとした自然界の常識から、光に対する新たな展開が起こったのです。
しかし依然として「光が波」である別の実験結果は実際証明されており、後に「光は波でもあり粒子でもある」とした仮説がさらに拍車をかけ、「光」に対する論争は続きました。
アインシュタインは「光」の性質に魅せられ更に思考の中での実験を繰り返していきます。
そして、光の半分の速さで進む長いロケッットの中で発する光を、ロケットに乗っている人が見る速さと、それを外から見た人から見える光の速さは違って見えるのだろうか?そんな思考実験から数式で証明し、観察する人の条件によって時間が伸び縮みをすることで光の速さは常に一定であるという、つまり時間は絶対的なものではなく、相対的なものだということを証明したのです。
そして大きな重力のもとでは、空間や光の走行も捻られることも証明しました。それまでの世の中はニュートン力学により、時間も空間も絶対的なものであり、物理や科学によって何でも数式で証明される完全無欠であり、ある意味無味乾燥なものでもあったのです。
しかしアインシュタインは「同じ5分でも熱く熱せられた鉄板の上にいるのと、恋人と共に過ごす時間とでは全く違って感じるものだ」と云って「相対性理論」を分かりやすく説明してくれました。
時間は相対的だなんて、この世の中はなんて人間味に溢れているんだろうと思いませんか?
しかし当初「一般相対性理論」は有識者でも理解不能な難しい概念だったようです。
~ 続きます ~
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