院長の独り言(実践M・E(2)・・・H)
2009/12/16
マッケンジーエクササイズやってみましたか?
股関節からお腹前面が伸ばされて気持ち良かったのではないでしょうか。自分のコントロール下でもって、椎間板の前を開き髄核を後方から中央に引き戻す意識でやってみて下さい。
この体操で少し痛みや違和感を憶えた方はいらっしゃいますか?反ろうとすると痛みが出るのには椎間板の問題の他にいくつか原因があります。
○仙腸関節での伸展障害・・・仙骨の起き上がりがうまくいかない(腸骨に対し)ため、反ると骨盤の真ん中に違和感が出る。
○背筋群(深層・浅層含めて)の筋緊張・・・筋肉は機能障害が起きると「短縮痛」という現象が起き、腰筋が硬くなってる人は反って腰筋が短縮されると痛みを感じる。
○椎間関節障害・・・三角定規の斜面で作られる関節面の動きが悪いと反った時に違和感を感じる。下部胸椎から腰椎全般どこにでも生じ得る。
○身体前面の緊張・・・股関節前面や腹部の軟部組織などが固い場合は、反りづらくはなるが伸ばされればひたすら気持ちいい。
これらの問題は、治療で来院されれば施術の中で問題をクリアーにしてからマッケンジーを行うのですが、自宅でされる時は上記4つのどれかに問題があると、多少の違和感や痛みが生じる可能性があります。
しかし、いずれの問題もエクササイズの中で少しづつ改善されていくものなので、無理せず気持ちよい範囲の中で実践していって下さい。1~2ヶ月位までにはいい結果がでると思います。
エクササイズ後、伸びて気持ちよい若しくはしびれが楽になっているならOKです。気長に続けてみましょう。
しびれのあるケースや強度の腰痛で、身体が横に傾くケースがあります。
例えば骨盤が右に上体が左に傾いているケース・・・この場合は腰部の椎間板が右に開き髄核が右に押し出されています。左肩を(間にバスタオルをはさんで)壁に付け、右手で出っ張ってる骨盤を左に押し込んで下さい。(これも10回1セットで何度か行います)
そして身体が真っ直ぐになったら一般的なマッケンジーエクササイズに移行します。ただ、これくらい酷いケースは早めに治療された方がよいと思います。
禁忌とされる「分離症」や「辷り症」の人は、もともと腰椎過前弯の人に多く、アスリート系のスポーツ選手に多くみられます。過前弯になると椎体が前方に行こうとする外力がかかり、椎弓部の骨が分離したりします。(プロ野球選手の約半数は分離症を持つと云われます。)
こういった人達は、これらの伸展エクササイズは行わないで下さい。仰向けで両膝を抱える体操で静かに腰筋部をストレッチします。(「分離辷り症」の場合は胸腰部のみの伸展治療を行います。セルフストレッチでの伸展エクササイズは適しません!)
マッケンジーエクササイズで腰の痛みが安定した場合、一般的腰痛の方は同じように膝抱え運動も入れていきます。
立位でも身体を反らせる運動は出来ますので、皆さん積極的にこの伸展運動にトライしてみて下さい。(立位で大の字の格好で反り返る運動は経絡体操としてもお勧めです!)
但し、この体操も万能ではないので改善が芳しくない方は治療を優先してください。治療中のエクササイズとしては非常に有効と云えます。
明日は、頚椎のマッケンジーを送ります。
~ 続く ~
----------------------------------------------------------------------
五輪整骨院
住所 : 宮城県仙台市宮城野区五輪2丁目10−8
電話番号 : 022-762-6216
----------------------------------------------------------------------


