院長の独り言(「インナーマッスル」②)
2010/09/28
インナーマッスルを説明するのに、身体の生理作用である「伸張反射」をさけて通ることは出来ません。
「伸張反射」とは、膝蓋腱反射などに見られる現象です。皿の下の腱を叩くことで(瞬間この腱が伸ばされることになる)大腿四頭筋が反射で縮み膝がポンと伸びる、あの現象です。
この膝蓋腱への刺激が脊髄へ入ると、直接筋肉へ刺激となって伝わり、神経伝達により瞬時に筋の収縮へと反応を導きます。
脳が叩かれたと刺激を感じるころには、とっくに膝が反応していますので、瞬時に反応するいわゆる反射が起きたことが理解出来ると思います。
つまり、反射とは火傷や怪我などから身体を守るために備わった瞬時の生理反応と云えます。
この反射を意図的にやろと思えばどうすれば良いでしょうか?、
答えは「腱を伸ばす」ということに尽きます。
腱が一瞬伸びきると、それに関連する筋肉は急激に短縮します。その速さは尋常ではなく、頭で「縮め」と思って動かす筋肉の数倍の速さで短縮するのです。
何故ならそこには意識(脳)が介在しないから。
意識(脳)は、体が壊れないように常に加減(抑制)することばかりに働いてしまいます。
意識(脳)が飛んだ時、夢中で行った時は凄い力を発揮することが出来ます。
意識しないで伸張反射という身体メカニズムに身を委ねた時、素晴らしいパフォーマンスが発揮出来る訳です。
そこで腱がスムーズに伸びるためには、もちろん腱が痛みなく滑らかに伸びてくれる必要があります。
もし、腱の短縮や痛みが伴ってしまえば、反射は起きず伸びきる前に(脳が感じる)痛みが動きを(脳によって)制限してしまいます。
投球動作であれば、投げようとバックスウィングした瞬間痛みが生じたり、伸びきらないため腕だけで縮こまった投げ方になってしまうでしょう。
次回は、腱の特性と靭帯や筋膜のお話し…
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五輪整骨院
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