院長の独り言(「インナーマッスル」④)
2010/10/04
インナーマッスルに関しては、初動負荷を用いた動作でトレーニングをおこなうべきです。
従来の軟らかいゴムやごく軽い鉄アレイで、繰り返し肩のインナーに単に負荷を与えて繰り返す終動負荷では、筋は固く柔軟性を失う結果になってしまいます。(伸張反射が起きづらくなる!)
投球動作においては、バックスウィングから切り返した時の筋膜が伸びきった時に、僅かに負荷をかける動作を、リズムよく何度も繰り返すトレーニングを行います。
この伸びきった状態への負荷を「初動負荷」といい、靭帯や腱の伸ばされた状態をさらに柔軟にして行きます。
パフーマンスと云うのは、全て動作の切り返し時において、筋膜から続く腱や靭帯を伸ばしきった状態にして、いかに「伸張反射」をスムーズに引き出すかにかかってきます。
特に投球動作で全ての筋膜が伸ばされている状態、つまり切り返し時に胸は大きく開き、肘はたたまれ、手首は大きく背屈されて一連の筋膜が一様に伸張されているのが望ましいのです。
阪神の藤川球児のように大きく振りかぶらず、手を耳の横あたりに小さく挙げて、その後上記のような切り返しが一瞬で行われるのが理想と思われます。
切り返し時に力が抜けて伸張反射を発現されれば、後は意識して力を入れるのは「リリース」時の一瞬のみとなります。
つまり、野球・ゴルフ・サッカーで云えば、ボールを離す瞬間・インパクトの瞬間・ボールを蹴る瞬間だけ力を込める意識を持つだけで良いわけです。(フォロースルーも力は抜けています)
今年大活躍した広島の前田健太も、切り返しに力感を出さず、リリースの一瞬だけに力を注いでいるように見えます。
さてトレーニングに関しては、上記のような形で負荷をかける専用のマシーンや、それを手技でサポート出来る術者が必要になりますが…
但し、一般のバーベルなどでのトレーニングでも、切り返しを意識することで初動負荷をかけることは出来ます。
軽めの負荷で、鍛える筋が伸びきった瞬間に、反動を使って戻す動作を繰り返して下さい。(ベンチプレスやスクワットを始め、多くのケースでこの負荷運動は可能です)
特に学生などは、筋肉を肥大させる終動負荷トレーニングでパフォーマンスを上げて行くことことは出来ますが、是非初動負荷をかけたトレーニングも入れて、関節の柔軟な故障のない身体を作り上げてください!
さあここで難しいのが、肩におけるインナーマッスルの治療になります。
それは次回に…
P,S
昨日は息子がお世話になっている、硬式野球部3年生の送別会が仙台メトロポリタンでありました。3年生の涙あり、2年生の爆笑ライブありの楽しい会でした。
今から来年の春に向け、1・2年生はさらに練習頑張りましょう!(勉強も!)
----------------------------------------------------------------------
五輪整骨院
住所 : 宮城県仙台市宮城野区五輪2丁目10−8
電話番号 : 022-762-6216
----------------------------------------------------------------------


