院長の独り言(「上部頸椎について…③」)
2014/09/05
上部頸椎は一時性と二次性に問題を起こします。
一時性は直接外力によってズレを起こします。
交通事故や転倒により、後頭骨と頸椎2番との間で頸椎一番がカンナの歯がズレる如く不自然に変位します(以前のブログで解説しています)。
二次性はいわゆる下からの歪みを上部頸椎で補正してバランスしようとした時に上部頸椎が歪むパターンです。
関節面に沿った自然な捻じり方をします。下がバランスすればこのケースの上部頸椎はもとの状態に戻ります…と一般的には解釈されています。
上部頸椎は歪んでいても動きさえあれば一応の働きはします。
骨盤を始め下からのあらゆる歪みを上部頸椎はその都度揺らぎの中で常にバランスしています。
上部頸椎は多少歪んでいても可動していることが重要です。
しかしここが100%可動を有しているケースは非常に少なく、ここを正常化することで多くの恩恵が得られることこになるのです。
ターグルリコイルや上部頸椎バイオメカニクスを学んだ頃、リスティングは頸椎2番に対する頸椎1番のズレとして検出していました。
D,CであるS先生に学んだ時も同じように下の椎骨(2番)に対し上の環椎(1番)のリスティングを出しアジャストしてしました。
ニーチェストテーブルに頭を横に置いて、環椎後弓に対し豆状骨でアジャストします。
この場合、環椎は明らかに後頭骨に対して動いています。
「リスティングは2番に対して出すのに矯正は後頭骨に対して行われているのでは?」
質問に対して「矯正は2番に対して行っています…」
疑問は解かれることはありませんでした。
試行錯誤した後、現在は後頭骨に対する頸椎1番の問題を解決することで多くの改善例を得ることが出来ました。
頸椎の屈曲・伸展や側屈に関しては、ほぼ他の部位からの影響を受けますが、回旋に関して頸椎そのもの特に上部頸椎の後頭下筋群の問題が原因になります。
後頭下筋群に問題があると回旋制限が起こります。
この制限は全ての動きに影響を出すとともに、めまいや頭痛や自律神経などたくさんの症状を引き起こします。
次回は上部頸椎の調整法に言及してみます。
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五輪整骨院
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