院長の独り言(「ストレッチは有効か?…③」)
2015/02/13
準備運動にストレッチは適さないか?
準備運動に必要なことは何か?
…をお伝えしました。
パフォーマンスの向上に「終動負荷トレーニング」は有効か?…そしてパフォーマンスの向上に「インナーマッスル」をどう捉えたらいいかをお伝えしようと思います。
表題は「ストレッチは有効か?」ですが、まとめはもう少しお待ち下さい。
「終動負荷トレーニング」とは、関節を伸ばしきる時に負荷がかかる筋肉トレーニングのことです。
いわゆる普通のマシーントレーニングやベンチプレス・ダンベルでの負荷トレーニングが「終動負荷」になります。
筋肉が縮みながら負荷がかかって行くのが「終動負荷」…それに対し、筋肉が伸ばされながら負荷がかかるのが「初動負荷」です。
運動時に大切なのは、伸びきった関節が戻る瞬間の反動を利用した動きです。
これを「伸長反射」といいます。
ゴルフでいえばトップで身体が捻じり上げられ、左サイドが伸ばされまさにダウンスウィングに向かう伸びきった瞬間が「初動動作」と呼ばれ「伸長反射」が起こるべき瞬間です。
ここを鍛えられるのが「初動負荷トレーニング」です。
ベンチプレスでも鍛える大胸筋が伸びきる時に負荷がかかるようにしたり、スクワットも臀筋が伸びきる時に負荷をかけることで初動動作の負荷をかけることができます。
PNFでも初動動作に負荷をかけてトレーニングさせることができます。
初動動作…筋肉が伸びきった時に負荷をかければ、関節はどんどん緩みながら身体の柔軟性と多くの筋肉を連動させてしなやかにパフォーマンスを行う状態を作り出せるのです。
「終動負荷」トレーニング」で大きな筋肉を付けることは、一定のところまでのパフォーマンスを向上させることはできます。
しかし、関節を柔軟にすることを犠牲にしなければならないことも考える必要があります。
人は身体を使う場合、必ず捻じりを伴います。
純粋に曲げ伸ばしのみの運動はありえません。
身体を動かすとは、関節を「インナーマッスル」で保護しながら大きな筋肉で行う動作です。
痛みなく、しなやかに動けるためには「インナーマッスル」の柔軟性が重要になります。
「インナーマッスル」は強さより柔軟であることが、伸ばされて起こる「伸長反射」を利用することができるのです。
輪ゴムでインナーを縮ませるよりも、伸ばされた時の負荷をかけながら柔軟にすることが、本来の「インナーマッスルトレーニング」と考えます。
そこで、以前お伝えした「インナーマッスルは自分でストレッチできない」…このことが、われわれが行う治療の必要性に繋がってくるのです。
筋力は必要ですが、それ以上に「インナー」を柔軟にし、関節を緩めることが、痛みを取り、パフォーマンスを上げ、ケガを予防するのに必要なことなのです。
少しややこしくなりましたが、この話しもう少し続きます…
----------------------------------------------------------------------
五輪整骨院
住所 : 宮城県仙台市宮城野区五輪2丁目10−8
電話番号 : 022-762-6216
----------------------------------------------------------------------


