院長の独り言(「ストレッチは有効か?…④」)
2015/02/16
強風吹き荒れる仙台…雪がないだけまだ救いようがありますが、とにかく寒い…寒すぎる仙台です。
準備運動は「アップ」して筋肉に血流を送り、徐々にパンプアップしてから本格的に身体を動かしてください。
「終動負荷トレーニング」はパワーがアップすることで一定の効果が出ます。
若くて身体がしなやかな内はいいですが、年齢とともに身体が固く感じるようになれば、パフォーマンスを上げるためにも「ストレッチング」は必須になります。
これまで述べてきたように、大きな表層のアウターマッスルは自己ストレッチが可能です。
これは整理運動や日ごろからのケガ予防として、練習後や入浴後に丹念にされるとよいと思います。
疲労回復には効果バツグンです。
では、痛めた身体やパフォーマンスを最大級に引き上げるために必要な「インナーマッスル」はどのようにトレーニングすればよいのか…?
ゴムで行うか?
巷で人気の体幹トレーニング…これは抗重力筋(姿勢維持筋)を一定時間負荷を維持させるトレーニングですが、これは大変よいトレーニングだと思います。
私が思うのは、パフォーマンスを最大限上げるために必要な要素として「肩周り」「股関節周り」の柔軟性が非常に重要だということです。
ここでいう「肩周り」は肩関節ではなく、肩甲骨を含め肋骨・鎖骨・脊柱も含めた上肢周辺の動きのことをいいます。(マエケン体操はここの柔軟性を高めています)
「股関節周り」とは、「大腰筋」のつけ根までを含むのでみぞおちあたりを支点に考える股関節の柔軟な運動を指します。
「肩周り」「股関節周り」が柔らかい人は、連動して協調運動ができおりしなやかできれいなフォームが可能になります。
この部分が充分に伸びきることで生まれる「伸長反射」が、パフォーマンスを最大限に引き上げてくれるのです。
つまり、肩・股関節の「インナーマッスル」を柔軟にすることが重要になります。
肩と股関節に関わる「インナーマッスル」は深層にあり、個別にストレッチをすることは非常に難しいな所なのです。
「このストレッチは自分じゃできないよね(笑)」…スポーツPNFの施術中によくいわれることです。
奥にある単関節筋であるインナーマッスルは、解剖学的な位置とメカニズムを知ることで、自己ストレッチは可能になります。
かなり難しいことかも知れませんが可能です。
痛みの治療として行うスポーツPNFは、微調整しながらのアプローチを行います。
熟練を要します。
「インナ-マッスル」が短縮して痛みを起こすと、表層の「アウターマッスル」が緊張し、関節そのものを動かさないよう反応します。
問題は「インナー」にあり「アウター」は反応性の緊張なので、「インナー」を正常化しない限り痛みは改善しません。
ストレッチは状況と目的によって、方法は変えていきます。
指圧さえ、私は深部筋への局所的ストレッチと考えています。
だから「腱」への指圧が著効をみせたりするのです。
「ストレッチは有効か?」
筋膜の概念を踏まえれば、これほど有効なものはないと言えそうです!(内臓へのマニピュレーションもいわば腹膜へのストレッチ)
P,S ストレッチにも様々な強度があります。
呼吸を伴った強いストレッチ・触れる程度で行われるストレッチ・関節包靭帯に対する軽いストレッチ…etc
直接法や間接法による手技でみられる「リリース感」(緩んで行く感覚)…これは施術中に体感できる、神秘的な感覚です。
ひと言で「ストレッチ」といいますが…非常に深いものがあります。
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五輪整骨院
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